2016年03月06日

応援、ご支援ありがとうございました!

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ご報告が遅くなりましたが 「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展ー新井卓+開発好明」2月23日終了いたしました。
ご来場、ご支援、応援くださいました皆さま、本当に有難うございます。

6日間の会期でおおよそのべ300名の方がご来場くださいました。美術館やトリエンナーレで見られる作家の作品を無料で展示、この多摩地区で見られる機会はなかなかないお二人の作品、始めて直に触れる方が多かったようで、皆様とても熱心にご覧になっていました。作品のテーマ、技法について聞かれたり、ご自身の福島への思いなどをお聞かせ下さったり、皆様との対話の多かった展覧会となりました。

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開発さんはこの展示に合わせて、会期一週間前にできたばかりのビデオと写真の最新作を発表。また開発さんの愛銀行のワークショップでは20代から50代の方がご参加。対話形式のこのワークショップは本当に1時間後何が行われるか分からない意外性、参加者の同士の交流が自然と発生する楽しいものとなりました。このワークショップは全国何処にでも出張されるそうです。

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新井卓さんの2015年の作品「福島第一原発」
銀板に直接像を焼き付け、原板一枚しか存在せず、コピーも引き伸ばしも再現も不可能なダゲレオタイプの写真は、ご自身の目で直接見ていただくしかありません。今回、新井さんのダゲレオタイプの作品を初めて見る方がほとんどで、特に「フクイチ」の作品の前で、驚嘆し、しばし立ち止まられ丁寧にご覧になる方が多かったことが印象に残りました。

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来場してくださった個々の方には、福島の現状と自分との距離を感じてもらい、
出来ることを考えるという趣旨は理解していただけたように思います。
(福島との距離が非常に近い方にとっては、とても複雑なお気持ちもあったかと思います。)

クラウドファンディングは最終的に、44名の皆さまにご支援頂き、309,000円、達成率77%となりました事をご報告させて頂きます。残念ながら目標額に達することはできませんでしたが、ファンデイングをスタートした時期が遅く、会期の短い展覧会でしたのに、ここまで応援いただきましたことはとても素晴らしい結果だと思っております。ファンディング自体も初めてのことでしたので、とても不安がありましたが、アーティストのファンの方や、お客様、皆様の口コミで、多くの方にご支援していただくことができました。
ファンドからの入金後、これから収益をまとめ、3月中には皆様へリターンをお届けする予定です。
ファンドのご報告はこちらをご覧ください→https://motion-gallery.net/projects/ImagineFukushima

目標額の展覧会運営費以上の金額が集まりました場合は「未来の福島こども基金」へご寄付させていただく予定でしたが、残念ながら目標額に達することはできませんでした。しかしながらもともと自己負担でしておりますこの活動、皆様のお気持ちを少しでもお届けできればと思いますので、本当に心ばかりですがご寄付させていただく予定です。 後ほどご報告させていただきます。

是非皆さまには、これからの活動も見守って頂ければと思います。
今後ともよろしくお願い致します。


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2016年02月15日

クラウドファンディングに挑戦中 残り9日となりました! 「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展」


第一回を2012年、第二回を2014年に開催した IMAGINE FUKUSHIMA展。震災より5年目となる今回、開発好明さんと新井卓さんをお迎えし、今までとまったく違ったアプローチに挑戦してみます。 
ふだん美術館やトリエンナーレで見れる作家の作品を無料で展示、この多摩地区で見れる機会はなかなかありません。
そのためクラウドファンディングにも初挑戦してみました。 
皆様の応援、心よりお待ちしております。


もしも運営費よりも多くの目標額を達成した場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。その場合、HP、facebook, Motion Gallery などを通じてご報告いたします。
新井卓さんと開発好明さんは表現のアプローチがまったく違うアーティストです。本来なら一緒のスペースに展示されることはありえない企画ですのでお見逃しなきを。現代美術はなかなか足が向かないという方もぜひいらしてください。

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★2月18日(木)と2月23日(火)それぞれ14時から開発さんによるワークショップを開催します。どなたさまも手ぶらでご参加いただけます。どんなワークショップかは当日のお楽しみ。定員はありませんので当日面白そう!と思われたらその場でお気軽にご参加ください。


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新井卓さんの『MONUMENTS』(フォト・ギャラリー・インターナショナル)が第41回木村伊兵衛写真賞の候補者のお一人となったそうです。『MONUMENTS』は会期中、販売いたします。

以下サイトより。
木村伊兵衛写真賞は、昨年優れた作品を発表した新人写真家が対象です。候補者の詳細はアサヒカメラ3月号(2月20日発売、一部地域は遅れます)に掲載します。選考結果はアサヒカメラ4月号(3月19日発売、一部地域は遅れます)および、朝日新聞紙面で発表します。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」 −新井卓+開発好明− 
会期:2016年2/18 - 23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)
会場:コートギャラリー国立にて(企画WATERMARK) 東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 
問い合わせ: WATERMARK arts and crafts(清水) / info@watermark-arts.com 

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2016年02月06日

津山中央病院 がん陽子線治療センター・アート

医療施設のアート計画を担当させていただきました。

今回アートを納品させていただいた施設は、岡山県津山市にある津山中央病院内に新設される、がん陽子線治療センター(岡山大学・津山中央病院共同運用)です。

3月のオープンに向けて、エントランス、待合、廊下などセンター内の各所に来院の方々の心持ちを和らげるためのアートを制作設置させていただきました。

エントランス・ホール : 松田重仁
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風除室 : 吉津信一
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待合 : 鈴木亘彦
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通路 : 竹崎勝代
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通路 : 吉村直美
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2016年01月31日

初めてクラウドファンディングに挑戦してみます。



時間があまりありませんが、MotionGalleryよりプロジェクトがリリースされました。クラウドファンディングでご支援を募っています。
1口3,000円から応援いただけますので、皆さまに応援いただけましたら大変嬉しいです。

震災から5年を迎える第三回は、さらに月日が経ち、福島への関心が薄まっているのは明らかな状況です。特に今回、作品販売を主たる目的としておらず、新井卓さんと開発好明さんお二人の代表作を、スペースを借りて展示するため、設営会場費・輸送費・保険代など様々なコストがかかります。また開発好明さんは、南相馬での新たなプロジェクト「愛銀行」の展示およびワークショップを予定しています。開発さんも震災以降、数え切れないくらい東北での活動を続けており、今回の展示における制作費、作品輸送費などお渡しできたらと思っています。

今回目標としている 金額は、設営会場費・輸送費・保険代・制作費など展覧会そのものを開催するコストのみです。もしも運営費よりも多くの目標額を達成した場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。その場合、HP, facebook, Motion Gallery などを通じてご報告いたします。(私腹を肥やすことはしませんので、ご安心ください。笑)
美術館クラスの作品を無料でご覧いただけることにより、より多くの方に見ていただきたい、より多くの方の心に届けることができたらと思っています。

「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」
ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー
2016年2/18-23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)
開発さんによるワークショップを開催します。初日2月18日(木)と最終日2月23日(火)14時から予定しています。どなたさまも手ぶらでご参加いただけます。
コートギャラリー国立にて
東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 
協力:PGI
問い合わせ WATERMARK arts and crafts / info@watermark-arts.com

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2016年01月27日

三回目の旗を揚げました。

今週、溝上幾久子展と爲金義勝展が無事終了しました。雪や寒波の中、わざわざ足をお運びいただき、どうもありがとうございました。今回もたくさんの出会いをいただきました。


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息つく暇もありませんが、次の「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展」の準備に取り掛かっています。
初めての現代美術の展示。プレス、展示方法、作品取り扱い、資金集め、すべてが不慣れで緊張しています。
2012年の第一回の際は、来場者も寄付額も予想を超える結果となりましたが、2014年の第三回では寄付額も五分の一となりました。震災から5年を迎える今回は、哀しいかなプレス関係や周囲の反応も薄く(私たちの力不足ももちろんありますが)、四苦八苦している状況。月日が経ち、自分自身も含めて関心が薄くなっているのはやむなしの面もありますが、それでも少しでも抗いたい気持ちです。アーティストが傷つきながら体を張って制作しているのに比べたら、たいした労苦ではないですね。。。
今回は販売を主たる目的としておらず、少しでも多くの方にアートも持つ「チカラ」を見ていただくことが最大の目的です。
今回もフライヤーのデザインは堀江健一さんにお願いしました。
一番寒い季節ですが、ぜひぜひ足をお運びくださいませ。


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「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」

ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー

2016年2/18-23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)コートギャラリー国立にて(企画WATERMARK)

東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 

協力:PGI

問い合わせ WATERMARK arts and crafts / info@watermark-arts.com

入場料無料

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2016年01月19日

溝上幾久子展「キャラメリゼの夜」1月16日(土)〜24日(日)

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現在開催中です。
新作版画8点+ミニ版画数点、油絵4点、ドローイング数点、ハンズボン映像展でいままで上映された溝上さん監督のアニメーションを端末でご覧いただけるようにしています。またカード作品、旧作の版画作品もファイルでご覧いただけます。

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本の装丁も多く手がけ、ご自身も独自の「ことば」による表現にこだわる溝上さん、お知り合いの文筆家や詩人、作家の方が多くお見えになりました。
今回は、モデルを頼んで、初の油彩の人物像も展示しています。
モデルの方に、10の質問をして、その答えから着想して、場面設定、イメージを構築していくという方法です。
版画家というくくりにとらわれない、引き出しの多い「溝上ワールド」をぜひご覧ください。

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溝上幾久子展 「キャラメリゼの夜」
Mizokami Icuco -Caramelization and flood
銅版・ドローイング・映像など
2016年1/16(土)-24(日)
12:00-18:30 最終日17:00まで
〒186-0002 東京都国立市東2-25-24 工藝火水土2F TEL 042-573-6625

WATERMARK arts & crafts
2-25-24-2F,Higashi,Kunitachi-shi,
TOKYO,JAPAN zip : 186-0003
tel : 81-42-573-6625


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2016年01月13日

終わりのない旅 - 爲金義勝展


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新年最初の展覧会は、爲金さんの木版画による新作を中心に、過去の作品からもセレクトして展示いたします。 人生はよく旅に例えられますが “ゴール -destination に到達することばかりでなくその途中の今 -journey を楽しむ日々を” 作品からはそんなメッセージが伝わってきます。 新しい年が皆さまにとりまして良き日々となりますよう、祈りを込めて。
(個展案内状より)

爲金義勝さんの作品は、コラグラフを併用した木版画ですが、マチエール版を使用していることにより、紙にぐっと表情が出て、版画とは思えない質感を生み出しています。また抽象画でありながら、金箔や雲母摺を施しているため、工芸的な美しさも加わり、洋と和がひとつの画面に溶け込んでいる不思議な魅力があります。海外のコレクターが多いのも頷けます。
画面に現れているカタチは、具体的なモノから派生しているものもありますが、
「幼い頃の夢、明日への希望、家族への愛、記憶、音楽 …など 我々にとって本当に『大切なもの』は形にならないものだけど、私の仕事はそれを目に見える形にすることだ」と、作者は言います。
爲金さんの作品の最大の魅力である明快な形と色、だから我々の心に届く、響くのでしょう。

 1月16日(土)・17日(日)・22日(金)・26日(火)の13時〜17時は爲金さんが在廊予定です。
皆さまのお越しをお待ちしております。

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爲金義勝 Yoshikatsu TAMEKANE 
1959年兵庫県西宮市生まれ。 
関西学院大学商学部卒業。創形美術学校研究科版画課程修了。在学中、堀井英男に師事。 
1991年〜1994年パリに滞在、2003年より1年間、文化庁在外研修員として、アメリカ・ペンシルヴェニア大学美術学部大学院にて研修。 


爲金義勝展-終わりのない旅
Tamekane Yoshikatsu-Journey without destination-
木版 woodblock & collagraph
2016 1/15(金)-26(火) 11:00-18:00
19・20日休み/最終日17:00
会場:Gallery みるめ http://mirume.com/gallery/
住所: 〒182-0024 東京都調布市布田2−32−8 電話:042-488-2120
作家在廊日 1月16日(土)・17日(日)・22日(金)・26日(火)の13時〜17時


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2016年01月09日

あけましておめでとうございます。 「ノエルの贈り物展」ご報告 その2

あけましておめでとうございます。
仕事をしなかったのは元旦と2日くらいで、なんだかんだで結局仕事の年末年始でした。
年明けから不穏なニュースに心動かされますが、自分のやるべきことをやって、それらに安易に振り回されないで強くなりたいものだ・・と思う新年。
今年は彫刻の作家の個展をいくつか、そしてできたらアートフェアなど新しいことにも挑戦したいと思っています。若手の有能なディーラーさんがたくさん出てくる中、我々はメインストリームから外れたところから出発していて、ずっと脇道を歩いてきたもので、どこまでできるのかは不安な気持ちもありますが。笑

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遅くなりましたが「ノエルの贈り物展」のご報告です。22名の日本とフランスのアーティストによるハンドメイドのカード作品、トータル124枚販売となり、カード売り上げの20%の¥68,500を「未来の福島こども基金」さま宛に昨日ご寄付させていただきました。
前回よりフランスのアーティストのカードがたくさんもらわれていきました。お客様は口に出しておっしゃりませんが、あのようなテロの事件の最中にご参加くださった、フランスの方への応援のメッセージも込められているのでは、と思います。
皆さまどうもありがとうございました。
次は、2/18からコートギャラリーでの「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展 新井卓+開発好明」
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。



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2015年12月31日

「ノエルの贈り物展」ご報告 「よいお年を」


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会期が終わってからも、少しご注文いただいたりで、ご報告が遅くなりましたが、アーティストが制作したオリジナルカード、トータル118点販売となりました。小品作品も含めると合計135点ほど皆様にもらわれて行きました。カード売り上げによる寄付額は62,200円となりますが、売り上げとは別にご寄付くださった方もいらっしゃるので、もう少し寄付が増える予定です。年明けに「未来の福島こども基金」様にご送金いたします。
皆さま、どうもありがとうございました。
どのお客様もお気軽に、そしてとても楽しみながらカードをお選びになり、去年買ってくださった方が再びいらっしゃる率が高かったようです。本家、パリのアーティストグループ「ラ・セーヌ」によるノエルの贈り物展は、二日間で560枚以上販売されたとのこと。文化の成熟度にびっくりですが、少しずつ新しい展開も加えつつ、来年の第四回、ぜひ楽しみにしていてください。

来る1月でWATERMARKギャラリーは三周年を迎えます。
今年一年どうもありがとうございました。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。


爲金義勝展 2016 1/15(金)-26(火) 19・20日休み @ギャラリーみるめ(調布市)
溝上 幾久子展 2016年1/16(土)-24(日)@Watermark
「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展 新井卓+開発好明」2016年2/18-23@コートギャラリー国立



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2015年12月27日

第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展 開催します。

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第一回を2012年、第二回を2014年に開催した IMAGINE FUKUSHIMA展。震災より5年目となる第三回目の今回は、3.11以前から「いま」を世に問う社会的な意識を反映した作品を発表している二人のアーティストをご紹介いたします。 
3,11以降、多くのアーティストたちが行動を起こし、自らの表現を改めて見つめ直すきっかけとなりました。 形を残す「作品表現」より「活動」を主な表現としてアクションし続けるアーティストたち。また「作品」そのものの強度を上げ、己や状況に向き合い、観客に訴え続けるアーティストたち。今回WATERMARKでは、その最たる活動をしている作家、開発好明さんと新井卓さんをお迎えいたします。
先の見えない日本の問題、そしてその先にある世界とのかかわり、お二人の作品を通して、皆さんと一緒に考えたいと思います。  


  開発好明さんは、観客参加型の美術作品を中心に、東日本大震災後、トラックにアート作品を詰め込み、西日本から東日本へ移動しながら行う展覧会「デイリリーアートサーカス」(収益金は全て被災地に寄附)を主催。「政治家の家」を南相馬市に設置。「未来郵便局」「サンキューアートの日」主催。「越後妻有大地の芸術祭」など国内外で出品されています。

開発好明さんが取り組む、南相馬市でのプロジェクト「愛銀行」。コンセプトは「あいせること、あいしたいことを貯蓄して育てていくお金を使わない日本初の新しい銀行」。
皆さんが自分の「できること」「かなえたいこと」「やってあげられること」「助けてほしいこと」などを蓄えていく銀行です。
様々な愛情が貯金されるこの銀行の第一支店は南相馬ですが、会期中は、くにたちにも支店ができる予定です。
それに合わせて、IMAGINE FUKUSHIMA展開催中、ワークショップを開催予定。初日2月18日(木)と最終日2月23日(火)を予定しています。
はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト
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開発好明さんサイト  http://www.yoshiakikaihatsu.com/


170年前に生まれた写真技術ダゲレオタイプ(銀板写真)の写真家、新井卓(あらいたかし)さん 

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新井卓 「福島第一原子力発電所 Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant(部分)」2015, 60×2,600cm 福島第一原発/1Fのための多焦点モニュメント、マケット『百の太陽に灼かれて』

新井卓さんサイト http://www.takashiarai.com/

ダゲレオタイプとは170年前、写真黎明期に生まれた古典技法で、磨きこまれ鏡となった銀の表面に直接画像を写しとり、その解像度は最新のデジタルカメラの遥か上をいくレベルと言われています。 複製も引き伸ばしもできない1枚限りのデリケートな写真で、撮影には長い露光時間が必要で、画像を写し取るのに数分かかることもあります。 1枚の写真を撮り始めてから撮り終わるまでに、時間が経過しており、同じ風景は二度と巡ってこない、本当の意味で一期一会の瞬間そのものの写真。 瞬間を切り取るシャッターを押す人間が主導権を握るのでなく、被写体が圧倒的な主導権を握る、あまりにも不自由な撮影方法です。 
新井さんの作品はイメージが静かに、しかし強烈に問いかけてきます。 古い写真を見ているような錯覚にとらわれますが、紛れもなく「現在」を写し取ったものであり、古典技法ゆえ「風化」を感じさせるその画面からは、忘却と消滅に抗い、過去と未来をつなぐ、強い意志を感じさせます。「福島第一原子力発電所」の大作を中心に、近作も含め小品も展示いたします。また一部の作品は販売し、売り上げの一部は「未来の福島こども基金」に寄附いたします。また昨秋PGIより出版された作品集「MONUMENTS」も会場で販売いたします。 

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「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」
ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー
2016年2/18-23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)コートギャラリー国立にて
東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 
協力:PGI
問い合わせ WATERMARK arts and crafts / info@watermark-arts.com
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2015年12月07日

ノエルの贈り物 A

「ノエルの贈り物」も会期後半となりました。(12/8は休廊です。)
詳細はこちらをご覧ください。▶︎
昨日は作家の皆さんもお集まりくださり、ワインを飲みながら、アートのこと、文学のこと、今起こっている様々な問題。。時間を忘れていろんなお話をしました。パリからお戻りになったばかりの笠井正博さんが最新作をお持ちくださいました。
タイトルは「11月13日 Le 13 novembre 2015」

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望むと望まざるに拘わらず、ISISの問題、福島のこと 日々の生活の中で頭から消えることはないですが、それでもアートを楽しむ余裕がある私たち。
本当にささやかですがカード売り上げの20%を福島の子ども達の保養、甲状腺健診費の支援を行なっている「未来の福島こども基金」に寄附いたします。
理想論なのはわかってますが、自分のなりわいで、自分の考えを表現できるようになれたら・・少しでもなりたい、と思います。
1点もののカードは売り切れてしまったものもありますが、12/13まで開催中ですので、どうぞお早めに。
「この作家のカードがこのお値段?」というものもたくさんご用意しております。

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Okada Marie 岡田まりゑさん 銅版画にコラージュ、ラインストーン

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Masahiro Kasai 笠井正博さん シルクスクリーン

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Shizco Kiyohara 聖原司都子さん 箔・ウオーターレスリトグラフ

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Kayoko Konomi 許斐加代子さん 銅版画 パリからご参加です。https://www.facebook.com/kayoko.konomi.artiste/?fref=ts

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Katsuyo Takezaki 竹崎勝代さん 木版画

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Yoshiko Tsubouchi 坪内好子さん 銅版・金箔

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Yuki Tsuboyama 坪山 由起さん 銅版画

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Akiko Nishimura 西村暁子さん 蝋引きの和紙、ガーランド、ツリーは飾ることができます。

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Hiroko Furuya 古谷博子さん 木版にコラージュ

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Ikuko Mizokami 溝上幾久子さん 銅版画のほか、ドローイングのカードもあります。

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Ren Mukaida  向田れんさん 木版にコラージュ、ドローイング

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Takeshi Yamamoto 山本剛史さん フィルム転写・コースターとしても使えます。

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Gen Yamanaka 山中現さん 木版 ed5

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John Yukawa 湯川ジョンさん リトグラフ

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Kanako Watanabe 渡邉加奈子さん 木版 
売り切れてしまいましたが、追加でお持ちいただいたのでたくさんあります!

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Karen Watanabe 渡邉かれんさん 
Mikio Watanabe 渡邉幹夫さん メゾチント フランスからのご参加です。


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Ms.Odile Alliet-Viovy 銅版画 パリからのご参加です。

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Ms.France Dumas 銅版画 パリからのご参加です。

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M Eric Meyer ドローイング パリからのご参加です。

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Mme.Mercedes Uribe モノタイプ パリからのご参加です。

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Yuko Iwakiri 岩切裕子さん  飼葉桶をイメージしたボックス入り。
すみませんがこちらは完売いたしました。

ノエルの贈物 vol.3
Cadeau de Noël vol.3
版画・コラージュなど
2015/12/1-13 *12/8休み
12:00-18:30 12/13 17:00まで

〒186-0002 東京都国立市東2-25-24 工藝火水土2F TEL 042-573-6625

WATERMARK arts & crafts
2-25-24-2F,Higashi,Kunitachi-shi,
TOKYO,JAPAN zip : 186-0003
tel : 81-42-573-6625




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2015年11月22日

ノエルの贈り物



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今回の「ノエルの贈り物」は笠井正博さんと渡邉幹夫さんのご尽力で、パリを中心とするフランス在住のアーティスト8名がご参加くださることになりました。準備のため、メンバーの方とメールでやりとりさせていただいている最中、パリのニュースが飛び込んできました。大変な苦痛の中、日本でのこの小さな展覧会にご参加くださいましたこと、心より感謝しています。

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笠井正博さんの立案で始めた「ノエルの贈り物」もすこしずつ輪が広がり、第三回を迎える今回は、フランス在住のアーティスト8名をお迎えし22名の仲間となりました。版画やコラージュのオリジナルカード、クリスマスの贈り物にぴったりな作品を取り揃え、カード売り上げの20%を福島の子ども達の保養、甲状腺健診費の支援を行なっている「未来の福島こども基金」に寄附いたします。まもなく3.11から5年。以前と変わらないように見える、ここ東京ですが、福島の子ども達へのささやかな贈物として 大切な人への、自分自身への、子供たちへの贈物を探しに来てみませんか。 

参加作家(敬称略作家)
岩切裕子/岡田まりゑ/笠井正博/聖原司都子/竹崎勝代/坪内好子/坪山由起/西村暁子/古谷博子/溝上幾久子/向田れん/山本剛史/ 山中現/渡邉加奈子

フランスからの8名のご参加です。
France Dumas/Kayoko Konomi 許斐加代子/Eric Meyer/Mercedes Uribe/Karen Watanabe 渡邉かれん/Mikio Watanabe 渡邉幹夫/John Yukawa 湯川ジョン/Odile Alliet-Viovy

パリの同時多発テロ、心が痛みます。
テロリストが車で移動しながら銃撃した場所は 僕が初めてパリに住みだしたアパートの周辺です。
聞き覚えのある通りの名前がニューズの中に出てくるたびに 友人や知り合いの顔が浮かびます。
現在付き合いのある友人たちは幸運にも被害はなかったようですが 何も知らずに銃弾や爆弾の犠牲になった人々を思うと胸が痛みます。
昨日、今日と追悼式の模様がT.V.で流れていましたが あの事件の後フランスはシリアに爆撃を加えています。 シリアでもかなりの数の人間がなくなっている事を思うと 複雑な気持ちです。
これはもう戦争状態です。 

戦争を引き起こす原因は多々あると思いますが 今回のISとシリア内戦、それに絡む中東諸国の動き ロシア、アメリカ、イギリス、フランスなどのかかわり方 複雑に入り組んでどれをどの様に解決したら良いか 簡単には方が付きそうに思えません。
それに関連したEUへの難民大移動に対する対応も 此のテロによって難しさが増し 笑顔で受け入れるわけにはいかないでしょう。

世界は大きく病んでいます。
今回はたまたまパリでしたが 同じ星に生きる者として痛みの分配を受ける事も大事だと思います。
福島の時もそうでしたが一緒に同時代を生きる同胞として 痛みを分かち合う事は我々の義務です。
現在大きな心配や恐怖を感じることなく生きていける此の現状に感謝して 今僕等に出来る事を考えて行きたいと思います。 

笠井 正博

’Cadeau de Noël “present for Christmas” vol.3’ this exhibition begun by Mr. Masahiro Kasai’s drafting, this time we welcomed 8 artists from France, total of 22 artists joined in ’Cadeau de Noël ’.
You can find many kinds of wonderful cards made by 22 artists, and we will donate 20% of the card sales to the “future Fukushima child fund”. 
Wouldn’t you like to come to look for a present for an important person, for yourself,or as a small present for Fukushima’s children? 

Galerie WATERMARK arts & crafts
2-25-24-2F,Higashi,Kunitachi-shi,TOKYO,JAPAN zip : 186-0003
du 1 au 13 décembre 2015
Exposition de petits formats au profit des enfants de Fukushima 

ノエルの贈物 vol.3
Cadeau de Noël vol.3
2015/12/1-13 *12/8休み
12:00-18:30 12/13 17:00まで
ウォーターマーク アーツ&クラフツ
WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625
info@watermark-arts.com





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2015年11月08日

造園家 小林賢二のしごと


 Home, sweet home 岩切裕子 + 岡田まりゑ展 本日終了しました。連日たくさんの方にお越しいただき、どうもありがとうございました。


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終わるやいなや、息つく暇もなく 今週金曜からちょっと趣の違う展覧会が始まります。

「造園家 小林賢二のしごと」展

小林賢二は二十年あまりの仕事のなかで、ランドスケープデザインや環境アート、彫刻、陶芸など、土地と植物にふれる中から、街や生活空間にさまざまな風景を生み出しているアーティストです。デザインとアートの間を行き来する小林の仕事は、アトリエに設けられた自身の庭づくりから始まります。自然との響きあいから生まれる造形。シンプルなデザインのなかに見える日本的な美意識。作品に添えられる言葉には日々の暮らしを愉しみ、身の回りの自然を慈しむ穏やかな感性が表れています。

今回は庭づくりを原点とした、小林賢二の「風景をつくる仕事」をご紹介します。小林のアートやデザインを通じて、あらためて私たちを取りまく目の前の自然を感じるキッカケになればと思います。


会期:2015年11/13(金) - 11/22(日) *11/18休 時間:12:00~18:30 最終日17:00まで


✳︎ささやかなパーティーを催します

11/15(日)18:00-20:00。お飲み物とおつまみ、小林本人による展示解説付き。参加費500円。どなたさまでも歓迎です。お気軽にお越しください。


✳︎オープンアトリエ

会期中、小林アトリエ(国立市富士見台)を見学できます。下記の日程限定です。お間違えないようお願いします。

11/13(金)15(日)19(木)20(金)21(土)、13:00~17:00

WATERMARKから徒歩8分程の場所です。小林の育くむ「好日の庭」がご覧になれます。


✳︎会期前イベント

11/7(土)13:00~16:00「小石で小粋に庭をアレンジ」終了しました。

現在進行中の相羽建設・つむじ造園にてトークと庭をデザインするワークショップを開催します。


小林さんのブログ「好日の庭」





2015年10月30日

「to get back home」

「Home, sweet home 岩切裕子 + 岡田まりゑ二人展」本日より始まりました。

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小説も歌も映画もアートも「home」を題材にしたものは、世の中に数知れず、たくさん溢れています。
それでも、多くに人にとって永遠のテーマ「home」。
私事ですが、私は故郷を失った経験も、家を探し続けたこともありません。
ごくごくありふれた人生で、長野と福島の両親の間に、埼玉で生まれ、川崎で育ち、東京(国立)で生活を始め、何回も引越しをして、はて私の「家」はどこだろう? 貸家のせいもあってか、具体的に心に浮かぶ「家」がありません。
この歳になっても終の住処も、イメージできていません。
それでも’home'という言葉には、とても切なさを抱きます。
ロシアがまだソ連だった頃、お金が貯まるとすぐにバッグパッカーをしてましたが、旅先で朝起きて最初に考えることは、今日は何を見よう?より「今日は何を食べよう?今晩はどこに泊まろう?」
駅で一人で寝る勇気は持ち合わせてなく、日がすっかり暮れても宿が見つからないと、初めての街で、言葉もわからず、とりわけ冬だったりすると心細くなるばかり。。。家の灯りを目指して、ようやく辿りついた宿が向かい入れてくれると、まるで「我が家」に帰ったような嬉しさがこみ上げてきます。
遠く離れれば離れるほど、思い出す自分の「家」
「家」とは物質的なものではなくて、たぶん「想い」そのものなのかもしれません。

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岡田 まりゑさん新作「to get back home」
二人展の展覧会タイトルを「Home,sweet home(埴生の宿)」にしたいとお伝えしたら、「BEATLESの『Golden slumbers』の歌詞・・Once there is a way to get back homeward…を思い出しました。」とすぐにお返事をいただきました。私がまさにイメージしていた原風景と曲・・。
新作のタイトルは「to get back home」・・ 今はもう存在しない、家へと続く道。

まりゑさんの作品は、やさしい色使いのものが多いのですが、なぜだかとても切なさを感じます。
家のモチーフもとても小さく、どこか儚げで、地面に建っているのか、空を飛んでいるのか、心象風景なのか
私の想い描く「家」を表現してくれている、と勝手に思っています。

「今は私の居場所はあるけれど
「家」という言葉は私には
なにかセツナイ。。。
そんなキモチを込めた作品たちです。」
まりゑさんのコメントです。

「Home, sweet home 岩切裕子 + 岡田まりゑ二人展」 10/30(金)–11/8(日) 11/4休み
10/31(土)夕方よりお飲み物をご用意しています。作家をお迎えしてのささやかなパーテイーです。お気軽にお越しください。



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2015年10月10日

Home, sweet home 岩切裕子 + 岡田まりゑ 二人展



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この度、岩切裕子+岡田まりゑ 二人展を開催いたします。岩切裕子(木版)と岡田まりゑ(銅版)は、日本の版画において活躍する代表的な女性作家であると同時に、後続する若手版画作家たちの憧れの存在でもあります。まるで「絵画」を描くように 木版の可能性を限りなく広げている岩切裕子。「パステルや絵の具で『描いた』ような版画を作りたい」という岡田まりゑは、一版多色摺りで、銅版では不可能と思われていた淡いトーンの作品を生み出しています。同世代で活躍している二人ですが、意外なことに二人展は初めての開催となります。日本だけが独自に発展させていった版画の奥深さ・可能性をあらためて皆様にご紹介させていただきたく、ご案内申し上げます。


岩切裕子 IWAKIRI YUKO

東京に生まれる 1988 多摩美術大学大学院美術研究科修了(木版画専攻)

平成元年度文化庁芸術家国内研修員 平成12年度文化庁買上優秀美術作品 第14回ソウル国際版画ビエンナーレ 買上賞など受賞多数。国内・国際展多数。

収蔵先: 文化庁、町田市立国際版画美術館、宮崎県立美術館、相生森林美術館、黒部市美術館、練馬区立美術館、須坂版画美術館、国立浙江省美術館(中国)、北武絵画記念館(札幌市)


岡田まりゑ

横浜に生まれる   武蔵野美術大学卒業

第2回国際ミニプリントビエンナーレ 第6回ミヤコ版画賞展 山本鼎版画大賞展 など受賞多数。国内・国際展多数

収蔵: 佐喜真美術館(沖縄) ニューサウスウェールズ州立美術 (オーストラア)、グラフィクセンターギャラリー (リトアニア ) クルージ国立美術館(ルーマニア)ティコティン美術館(イスラエル)


Home, sweet home

岩切裕子 + 岡田まりゑ 二人展

(版画・ドローイングなど)

2015 10/30(金)–11/8(日)12:00-18:30 ※11/4休み / 最終日17:00まで 入場無料

✴︎10/31(土)17:30よりささやかなオープニングパーティーを催します。 



大きい家、小さな家、夢の家、懐かしい家、壊した家、失くした家

人それぞれ、思う家は違うけれど、生きているあいだずっと探さずにいられないもの。

そんなイメージが浮かぶおふたりの作品、初の2人展です。


「Home, sweet home (埴生の宿)」より一部

Mid pleasures and palaces,

Tho’ we may roam,

Be it ever so humble,

There’s no place like home,

宮殿での享楽もあろうが

粗末なれど 我が家にまさる所なし


※岡田まりゑブログ http://malie.exblog.jp/


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ウォーターマーク アーツ&クラフツ

WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F

042‐573-6625

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http://watermark-arts.com/



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2015年10月03日

クラフト市始まりました。 <10/11まで>

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初めての「クラフト市」を開催中です。 たんなる用途としてのクラフトでなく、フォルムが美しく、暮らしを 豊かにしてくれるアートとしての作品を選びました。 自信を持ってお勧めする五人の作家の仕事をぜひご覧ください。

榎本悦子(磁器)/櫻木綾子(磁器)/鈴木稔(陶器)/松野章弘(磁器)/松尾一朝(ガラス・アクセサリー)

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松野章弘さんの「タマゴシリーズ」無釉の磁器の焼きしめを研磨して仕上げています。


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こちらも松野さんのボウル。ひとつの作品に磁土と陶土を使用されていて、磁器でありながら温かみを感じさせます。シンプルで美しいフォルムは、見て楽しく、飽きのこないうつわです。


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櫻木綾子さんは磁器による鋳込みの作品。左は「竹デミカップ」 右は蓋物で「雪の城」


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こちらは櫻木綾子さんの maru plate シリーズ。もちろんお皿としてお使いいただけますが、ランダムに並べると、インスタレーションのようになります。 


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榎本悦子さんも磁器の鋳込みの技法ですが、釉薬を使わず、表面を研磨して仕上げているのでマットな質感。

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手前は榎本悦子さんの「GARDEN」のシリーズ。

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松尾一朝さんのモザイクガラスによる箸置きと 点々小箱。

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松尾一朝さん

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鈴木稔さんはケルト模様の作品を中心に。

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新作の植木鉢も展示しています。多肉植物を活けてみました。

2015 10/1(木)-11(日)12:00-18:30
10/11 17時まで 10/6休み






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2015年09月11日

始まりました。 榎本悦子展 -Moonglow-

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初日の昨日は台風の影響で大雨の1日でした。
  栃木、会津の方のご無事をお祈りいたします。

何日ぶりでしょう。久しぶりに見た太陽と青空。

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  壁掛けタイプの作品。掛け花にもなります。

2013年のWatermarkギャラリーのオープニングを飾っていただいた榎本悦子さん。
それから約2年半ぶりの展覧会です。
新しい釜、新しい土との出会い、前回とはまた違う世界を魅せてくれます。

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 手前のcubeにはろうそくが入っています。オブジェ、灯り、花器、向付など用途はさまざま。

磁器でうつわではありますが、単なるうつわではない。
インスタレーションにもなり、オブジェにもなり、彫刻的でもある榎本さんの作品。
その世界観をうまく引き出せるような展示にこだわってみました。

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 掛け花タイプのオブジェ。空間を作る彫刻として展示しました。

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 初めて挑戦された灯りの作品。こちらも照明してより、吊るすオブジェをイメージさせます。

榎本悦子展 -Moonglow-  Enomoto Etsuko exhibition   2015 9/10(木)ー19(土) 12:00-18:30
土日は榎本さんが在廊されます。



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2015年08月22日

Moonglow ー 榎本悦子展 9/10-19



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磁器のいろいろな可能性を見せてくれる榎本さんの作品。
2年半ぶりの新作展です。

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一年で一番「月」が気になる9月、タイトルは「Moonglow」
「月光ーmoonlight」 は普通すぎるので、何かの力を秘めた光を感じていただきたくて、付けました。
ジャズのスタンダードナンバーですが、私が思い出すのは、キム・ノヴァク、ウイリアム・ホールデンの映画「ピクニック」のロマンティックなテーマ曲「ムーングロウ」の方。
静かで柔らかく、あたたかくて熱い、そんな-ひかり-を感じる展示になるといいなと思っています。

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和紙を練り込み、薄く溶いた粘土を丁寧に鋳型に塗り重ねて焼成した作品は、磁器とは思えない意外な風合いと軽やかさが魅力です。

今回は壁付けのオブジェのほか、あかりをテーマにした出品を予定。

薄づくりの作風を活かしたアートに挑戦します。


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関連インフォメーション・更新情報はこちらで → 「榎本悦子展 -Moonglow-」 Facebookページ

→前回2013年榎本悦子展の会場風景


榎本悦子展 -Moonglow-  Enomoto Etsuko exhibition   2015 9/10(木)ー19(土) 12:00-18:30
★9/12(土) 18:00-19:30
kaonnさんのおつまみとお飲物をご用意して、ささやかなパーティーを催します。
お気軽にお越しください。
参加費¥500



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2015年08月12日

8.6 8.9 8.11 3.11

半年後の来年2/18-23 コートギャラリー国立にて開催することにしました「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展 」
次回の展開に頭を悩ませ、時間ばかり経過していましたが、ようやくこの夏始動しました。
展覧会主旨を考えるならば毎年開催すべきでは?とも思いましたが、友人らに助けてもらいながら、進めているこの企画は、持ち出しすることも少なくなく、精神的にも体力的にもかなり疲弊するので、1年おきに開催しています。本当はやらない日が早く来ることを祈りながら。
世の中が悪い方向へ向かいつつある嫌な空気に、自身のちっぽけな抵抗を示したいのか、 
自分の仕事の意味を探し続けたいのか、いずれにせよ自己満足には違いありません。

第一回、第二回は総数20名の作家に協力いただき、チャリティーを主軸とした展示でしたが、さすがに3.11から5年も経った3回目は、関心も寄付も極端に少なくなるのは火を見るよりも明らかなので、次回は寄付をうたうより、作品そのものが「核心」に近いものでなくてならないだろうという気はずっとしていました。


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「龍の鱗展」リーフレット 展覧会パンフ「百の太陽に灼かれて」第五福竜丸元乗組員 大石又七さん(新井卓さん撮影)


《六本木クロッシンング2013》森美術館で開催された、「あらゆる社会通念や既存の制度に向けられた疑念(ダウト)から、アートを通じてどのような生産的な議論を生み出せるか?」をテーマにした「Out of Doubt」展にて、新井卓さんの「第五福竜丸」「飯館村」のダゲレオタイプ(銀板写真)の作品に初めて出逢い、こんな表現があったのか!と驚きました。

170年前、写真黎明期に生まれたこの古典技法、ピカピカに磨きこまれ鏡となった銀の表面に直接画像を写しとるのですが、その解像度は最新のデジタルカメラの遥か上をいくレベルだそうです。
複製も引き伸ばしもできない1枚限りのデリケートな写真。しかも撮影には長い露光時間が必要で、画像を写し取るのに数分かかるとのこと。
1枚の写真を撮り始めてから撮り終わるまでに、時間が経過しており、同じ風景は二度と巡ってこない、本当の意味で一期一会の瞬間そのものの写真。
瞬間を切り取るシャッターを押す人間が主導権を握るのでなく、被写体が圧倒的な主導権を握る、あまりにも不自由な撮影方法

新井さんの作品はイメージが静かに、しかし強く問いかけてきます。
特に飯館村のシリーズは、「かつてこの村にこんなことがあった」と古い写真を見ているような錯覚にとらわれますが、紛れもなく「現在」を写し取ったものであり、古典技法ゆえ「風化」を感じさせるその画面からは、忘却と消滅に抗い、過去と未来をつなぐ、強い意志を感じさせます。
その頃から漠然と、けれど強く、IMAGINE FUKUSHIMAで新井さんの作品展示ができたらなあ、と妄想していました。
作品集を取り寄せ、ほんの少しメールのやりとりをさせていただいただけで、ほとんど面識もなく、しかも現在、新井さんの活動は主に海外。どう考えても無謀過ぎる。無謀すぎて失礼にならないだろうか?当たって砕けろで、恥ずかしい思いをするのはどうせ自分だけ、と今年初め、恐る恐る「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展 」の参加お願いのメールをしたところ・・・20分後に「ぜひよろしくお願いします。」との返信が。
細かいことを何も聞かず、すぐにOKをしてくださった新井さんのあまりの邪推のなさに、自分たちからお願いしておきながら、驚いたのは言うまでもありません。

「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展 」2/18-23 コートギャラリー国立
新井卓(あらいたかし)さんにもご参加、フォト・ギャラリー・インターナショナルさまにもご協力いただけることとなりました。
「福島第一」の大作を中心に、近作も含め小品も展示させていただく予定です。また一部の作品は販売(売り上げの一部は寄付)、新しく出版される作品集も会場で販売いたします。

新井卓さんは、現在、夢の島の第五福竜丸展示館
「竜の鱗」展 / Solo Show “Dragon’s Scales”
ヒロシマ・ナガサキ被爆70年 新井卓 ダゲレオタイプ展を開催中です。
代表作「第五福竜丸」が見られる数少ない機会です。

<展覧会プレスリリースより>

ダゲレオタイプ(銀板写真)で作品を発表する写真家・新井卓が、第五福竜丸展示館で初めての写真展を開催します。
東日本大震災の瞬間、第五福竜丸から採取された「水爆ブラボーの死の灰」を撮影していた新井は、以来、福島、広島、長崎、アメリカそして第五福竜丸を撮り続けてきました。ヒロシマ・ナガサキ被爆70年の今夏、世界で最初に核爆発実験が行なわれた7月16日を起点に89日間の展覧会です。

◉会期:2015年7月16日(木)〜10月12日(月) 9時30分〜午後4時 *月曜休館 (月曜が祝日の場合は翌日休館)


IMG_2715.JPG第五福竜丸展示館内部


IMG_2722.jpg第五福竜丸エンジン



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2015年07月19日

20世紀のリトグラフの隆盛を支えたムルロ工房。 神奈川県立近代美術館 葉山館

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ピカソやマティス、シャガール、ミロなど錚々たる巨匠のリトグラフ作品をプロデュース、制作した、歴史あるパリの「ムルロ工房」、そのムルロ工房と技術提携を結び、プレス機から紙、インク、描画材料に至るまで、ほとんど全てのものをパリから輸入し、 ほぼ同じ条件で33年間東麻布で活動していた「アトリエMMG」。その創設者益田祐作氏。数々の巨匠の作品を生み出した同じ木製リトプレス機を使い、昔、MMGで摺師として働いていた周豪さん。
周さんより、美術史の生きた証人でもあるそのプレス機にまつわる様々なストーリーを聞いたり、益田さんのお話を伺って、むくむくと興味が沸き起こっていたところ、周さんからこの展覧会の招待券をいただき、滑り込みでいってきました。(7/20まで)
前期と後期にわけるほどのボリューム。作家と職人の蜜月の時代。
版画関係者の作家さん、先生方、美術館の方、みなさん「版画は今大変な状況にある」と言われます。時代だと言ってしまえば簡単ですが、淘汰されるかもしれないけれど、ふたたび、アナログやレコード盤が復活したように、絶対なくなるはずはないと強く思います。
そういえば周さんは、すべての作家は一度は版画をやった方がいいと思うとおっしゃっていました。
「版を通すことによる不自由さ」を知るからでしょうか。
アトリエMMGで制作した野見山暁治氏のモノタイプ展がちょうど開催中です。
その案内状のことば

「ぼくは絵を書く。思いのままに描く。
版画というのは、ぼくの好き勝手にさせない。邪魔をする。
なんとも腹立たしい。そうして石との闘いになる。
思いのままにならないというのはいいことだ。」

こちらは新生堂で24日までです。http://shinseido.com/

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