2017年07月04日

シニア住宅にアートを納めました

世田谷区に新設された高齢者向けの住宅、グランクレール世田谷中町にアートを納めました。
館内は自立された方々が住まわれるシニア棟と介護を必要とされる方々向けのケア棟に別れており
それぞれの共用スペースにアートをコーディネートさせていただいてます。

グランクレール世田谷中町 (東急不動産)

作品はオーソドックスな絵画や版画はもちろん、石のオブジェ、ガラスや金属のレリーフ、漆や和紙の作品などさまざまです。
施主担当の方々、アーティストたちと数ヶ月間の打合せを重ねて実現したプロジェクトです。
設置されたおもなアートをご紹介します。

◎アイアングレイ
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◎小川剛
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◎柏木直人
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◎中村眞弥子
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◎東端唯
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◎竹ア勝代
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◎西村暁子
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2017年06月05日

西村暁子 × 高倉正美「絲〜itohen 紙と織の小宇宙」

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西村暁子さんと高倉正美さんの二人展只今開催中です。
ゆらぎ・音・ことばを感じるお二人の世界、素材は違えど絶妙なコンビネーションです。

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灰青色」をメインカラーに西村暁子さんの詩画集「糸片」から選んだ言葉を
素材は違うおふたりが、それぞれイメージを膨らませて作品にする展覧会です。
また お互いの素材を組み合わせ、コラボレーションしてひとつの作品、
ひとつの世界観を作り上げる作品も並びます。
二人が出会うことで、広がる新たな世界。
ぜひご覧ください。 

西村暁子/伝統的な紙漉の技術を応用した表現方法で、平面作品、紙製品、アクセサリーを制作。
ことばを中心にすえた物作りを行っている。
高倉正美/petitricot (プチトリコ)として刺繍ボタン、紡ぎや染・織を取り入れた作品を制作。
個展を中心に作品を発表。 

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ワークショップを開催します。 
6/10(土) 11:00-13:00 高倉正美 「糸を紡ぐ」
      スピンドルというコマのような道具で糸を紡ぎます。羊毛か糸 になる、素材のかたちが
      変化する様子を楽しめます。 
6/11(日) 11:00-13:00 西村暁子「和紙で小箱を作る」
      西村さんの手漉き和紙を使います。
      持ち物:はさみ、カッター、30センチ定規
各回 あと数名お申し込みいただけます 参加費¥2,000(材料費込み:作品はお持ち帰りできます)
お申し込み tel/042-573-6625 mail/info★watermark-arts.com(★を@に変えてください)


高倉さんの和紙を墨で染めて刺繍を施した作品
「星釣り」
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「つなぐ」
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西村暁子 × 高倉正美 「絲〜itohen 紙と織の小宇宙」 

2017年6/2(金)-12(月) 12:00-18:30  6/7休み

ウォーターマーク アーツ&クラフツ

WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625

http://watermark-arts.com/


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2017年05月26日

第4回 IMAGINE FUKUSHIMA展 伊藤隆介+山口啓介

「共謀罪」法案が衆院通過してしまいました。
様々な表現の萎縮につながっていき、自ずと自主規制が強まっていくのでしょうか? 

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来春の【第四回 IMAGINE FUKUSHIMA展】は【伊藤隆介+山口啓介 二人展】となります。前回の【新井卓+開発好明】に続き、表現=メッセージ 強度の高いお二人の作家にお願いしました。
伊藤隆介氏は、アーティストの平川典俊さんのご縁でご参加下さることになりました。伊藤さんは学生の頃、中央線にお住まいだったそうで、国立スカラ座もロージナも邪宗門もよくご存知だったとのこと。国立での発表を楽しみにして下さっています。

 映像作家であり、主に映画やビデオ・インスタレーションを使った作品を制作している伊藤氏は、国内他、世界の映像フェスティバル、国際美術展で発表しているアーティストです。
 代表作「Realistic Virtuality / リアリスティック・ヴァ−チャリティ(現実的な仮想性)」シリーズは、我々を取り巻くメディア社会について、視覚的・詩的批評を試みるビデオ・インスタレーション作品です。 これは「ミニチュアの撮影セット」として作成した(あえて稚拙な作りの)模型部分と、それをカメラで撮影しながらスクリーンに映し出す映像作品からなっており、観客は、大画面に映し出される迫力の映像に、まるでリアルのニュース映像か、ドキュメンタリーのような「現実感」を感じてしまいます。
自分が現実のものと思い込んでいた映像は、実はフェイクであった。あらゆる情報、映像は、単なる主観、思い込みなのかもしれない、と自分自身に疑問を抱かせます。
映像(画像)の時代である今、すべてが映像に頼りすぎている、それによる行き過ぎた演出、恣意的であったり、人を傷つけ、プロパガンダや情報操作にも使われる。それに気付きながらも、それをどこか楽しんでいる自身も発見してしまいます。体感型の作品をぜひご覧いただきたいと思います。

もうお一人の山口啓介氏は、大型銅版画作品で、1989年以降国内外の数々の賞を受賞されており、当時ギャラリーに勤めていた私にとって憧れのアーティストでした。初期の頃から代表作「方舟」シリーズ他、「4つの黒船」「プルトニウムの輸送」「エノラ ゲイ」「原子力発電所シリーズ」などの作品を版画で表現し続けている稀有な作家です。

お二人の作品の強度とメッセージ性は昔から変わらず、お二人の表現活動に少しは関わらせていただけることになり、本当に嬉しく思います。

またコート・ギャラリー国立さんのご厚意により、会期は二週間に増え、これから展覧会に向けて始動します。

1963年札幌市生まれ。美術・映像作家。
1988年東京造形大学デザイン学科卒業。
1992年The School of The Art Institute of Chicago(シカゴ美術館付属大学)大学院研究科修士課程修了(MFA)。

東京造形大学で映像作家・かわなかのぶひろ氏に師事、アートフィルム(実験映画)の制作を始める。フィルムのミディアムとしての物質性、ビデオの伝達メディアとしての特性などをテーマにした映画やビデオ・インスタレーションを主に制作している。現在、北海道教育大学(芸術課程)に勤務。80年代より、村雨ケンジ名義で「ザ・テレビジョン」(角川書店)、「コミックボックス」(ふーじょんぷろだくと)、「モデルグラフィックス」(大日本絵画)等の雑誌でコミック・アニメ評論を多数執筆、マンガ雑誌「Little boy」(ふーじょんぷろだくと刊)の編集なども手掛ける。

山口 啓介(Wikipediaより)
兵庫県西宮市出身。武蔵野美術大学を卒業後、大型銅版画作品で数々の賞を受賞し鮮烈なデビューを遂げる。 その作風から「方舟」や「宇宙船」のモチーフ、また宇宙的、生命的イメージが知られることとなる。 以降、立体、絵画、インスタレーションなど、さまざまなメディアによる作品を展開する。 1997年に発案した音楽用カセットケースと花や植物を使った作品「カセットプラント」が注目される。2009年-2013年武蔵野美術大学客員教授。

豊田市美術館「山口啓介−カナリア」

第4回 IMAGINE FUKUSHIMA展
伊藤隆介+山口啓介
2018年2/22(木)-3/6(火) 水休み   11:00-18:00 最終日16:00     
会場:コート・ギャラリー国立




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2017年05月16日

SPACE/RESOURCE 高橋喜人展

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SPACE/RESOURCE 高橋喜人展
2017年5月18(木)-28日(日) 火曜休み
ウォーターマーク アーツ&クラフツ
WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625

木造住宅を改造した弊ギャラリーのスペースのために、コンクリート、アルミ、木材などの建築資材等を使った全アイテムを考えてくださいました。
「玄関、床の間、居間、書斎など住宅のしつらえを読み解き、彩る展示の試み。」 
このスペースありきの展示内容、ぜひ足をお運びください。
高橋さんは18日初日は15時まで、20,27,28日は在廊予定です。


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高橋喜人さんはもともと建築設計の出身で、作品は基本的に建築資材(コンクリートなど)を用いて制作しています。
生花を長年されていて、自分が生けるための理想の花器が欲しいと思ったのが、作品作りのスタートだったとのこと。花器に始まり、オブジェ、レリーフなどはそこから派生して生まれた形です。
現代茶の湯アワードでも何度か入選されています。

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高橋 喜人
YOSHITO TAKAHASHI

経歴

1985 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1987 早稲田大学理工学研究科建設工学修了 鹿島建設(株)入社
1998高橋喜人建築計画設立

受賞
・新建築住宅設計競技1986 1位
・日本建築学会建築設計競技 3位
・小野梓記念芸術賞 (早稲田大学)
・新建築住宅設計競技1987 2位
・日仏文化会館(仮称)建築設計競技 3位
・新見南吉記念館(仮称)建築設計競技 佳作
・国立国会図書館関西館(仮称)建築設計競技 佳作
・南方熊楠研究所(仮称)建築設計競技 佳作
・コクヨデザインアワード2008 コクヨ賞
・Future Tradition WAO 入選
・第8回 大黒屋現代アート公募展 入賞
・現代茶湯アワード 2013 2014 2015 入選
・ROYAL PARK HOTEL THE HANEDA ART COMPETITION グランプリ
・横浜アートコンペティション2015 入選
・池袋アートギャザリング 2015 2016 入選  他

展覧会
・「The Japanese Cultural Center in Paris」出品(Pavillon de l’Arsenal、Paris)
・「LAST DECADE」出品(松屋、銀座)
・「Nara Convention Hall Competition」出品(MoMA、New York)
・「BASE/VASE」出品(Wilkhahn、六本木)ELLE DECO Design Walk 2009 参加
・「SEKKU」出品(Capsule Studio、New York)(パリ装飾美術館、Paris)Future Tradition WAO 選出
・「第8回 大黒屋現代アート公募展」出品(大黒屋サロン、那須塩原)
・「現代茶湯アワード 2013」出品(東京)2014,2015も
・「MONSTER Exhibition 2014」出品(渋谷ヒカリエ、渋谷)(hpgrp GALLERY、New York)
・「池袋アートギャザリング 2015」出品( 東京芸術劇場、池袋)2016も
・「光州デザインビエンナーレ2015」出品( 光州デザインビエンナーレホール、韓国・光州)他

その他
・「Nara Convention Hall Project」がMoMAのArchitectural Drawings Collectionに選出

2017年05月01日

'The Secret Garden' 上田亜矢子+森田節子 終わりました。

会期中は連日お客さまが多くお見えになり、展示写真をupし忘れてしまいました。うちのギャラリーのように狭くて、住居感満載のスペースでインスタレーションのような展示が出来るか、正直不安でしたが、来ていただいた多くの皆さまから、わざわざ来て良かった、との感想をいただけて、本当に嬉しい気持ちです。ずっとこのままでいたいと思う会期中でした。記憶に留めておきたいので、写真をたくさん載せてみました。
作品は、上田さんと森田さんのお人柄そのもので、その空気感がスペースに溢れており、そしてお客さまもみなさま素敵な方ばかりでした。
どうもありがとうございました。

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2017年03月08日

'The Secret Garden' 上田亜矢子+森田節子 

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上田亜矢子+森田節子 'The Secret Garden'
2017年4/6(木)-17(月) 12:00-18:30 4/11火曜休み 

初顔合わせの企画です。「スペースを庭に見立ててください。」とお二人に制作をお願いしました。
森田さんには今まで作られたことがない「舟」の作品をお願いしました。
「なぜ庭に舟?」と思われるかもしれませんが、庭をテーマにしてお話した際、私を含め3人とも「デレク・ジャーマンの庭」の本を偶然持っていたのです。
荒涼とした土地に、デレク・ジャーマンが晩年に作り続けていた庭には 朽ちた舟が、目的地に漂着したように置かれています。
この世の始まりのようでもあり、世界の果てでもあるような「庭」。
お二人の作品の力を借り、イメージをふくらませて
小さいけれど理想の庭を作ってみたいと思います。
ぜひ訪れてみてください。 


‘Auguries of Innocence’ by William Blake 

  To see a World in a grain of sand,
  And a Heaven in a wild flower,
  Hold Infinity in the palm of your hand,
  And Eternity in an hour.

無垢の予兆    ウイリアム・ブレイク 訳:松島正一

  一粒の砂にも世界を
  一輪の野の花にも天国を見、
  君の掌のうちに無限を
  一時(ひととき)のうちに永遠を握る

上田亜矢子+森田節子
Ueda Ayako + Morita Setsuko The Secret Garden
彫刻/ 石・金属 sculpture/stone,wire work
2017年4/6(木)-17(月) 12:00-18:30 4/11火曜休み

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2017年03月07日

'shop 39ART'

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2月いっぱいはギャラリーはお休みでしたが、いくつかのコミッションワークの設置、打ち合わせなど
(プライベートではコドモの受験などなど)で少々慌ただしくしておりました。
3月の企画は、
開発好明さんが提唱する、 1年に一度の労いの日、『自分のためにプレゼントする日』 
‘39(サンキュー)アートの日’。
それにあわせて今年は ‘shop 39ART’として、アートショップをやります。本来は3月9日がサンキューアートの日なのですが、当日はコドモの卒業式なので、3.11からスタートです。
アーティストブック、クラフト、写真、作品集、マイコレクションなど、カードから現代アートまで
いつもの展示とは違う作品がたくさん揃います。
作品集「新世界ピクニック」も販売いたします。
ギャラリーは敷居が高いから・・と思っていらっしゃる方、shopを覗く感じでぜひ足を運んでください。 

展示予定作品(一部非売です)
開発好明(写真、他)
平川典俊(写真)
新井卓(写真)
マリア・クリストファソン(陶)
大谷工作室(陶)
矢尾板克則(陶)
望月通陽(リト)
山中現(版画)
竹崎勝代(版画)
大矢雅章(版画)
尾関立子(版画)
田中彰(版画)
大輪眞之
古渡章
Darryle Hinz(glass)
神田正之(glass)
佐野猛(glass)
松尾一朝(glass)
若杉聖子(磁)



*会期中に3.11から6年めを迎えます。
売り上げの一部を 福島の子ども達の保養、甲状腺健診費の支援を行なっている「未来の福島こども基金」に寄付させていただきます。 
「未来の福島こども基金」 http://fukushimachildrensfund.org/

*田中彰さん焙煎のオリジナルブレンドコーヒー豆を販売します。

*ご来場いただいた方にポストカードをプレゼント

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2017年3/11(土)-23(木)12:00-18:30
火曜休み 3/19・20・23 17:00まで

ウォーターマーク アーツ&クラフツ

WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625



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2017年02月11日

集合住宅エントランス(三鷹市)のコミッションワーク

2月いっぱいはギャラリーはお休みさせていただき、アートコーディネートの業務に専念させていただきます。ご連絡いただけましたら、もちろんご対応可能ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

東京都三鷹市の集合住宅(サンクマーレ三鷹下連雀)に小林賢二さんの彫刻、小林淳一郎さんのレリーフを納めさせていただきました。光が差し込む空間に風の通り道ができたようです。花びら、木の葉をイメージした彫刻作品は、もちろん腰をかけていただいてもいいのです。アートを身近に感じていただけたらという願いです。

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次回の企画は
’shop 39art’ 3/11(土)-18(土)12:00-18:30
3/11:19:30まで、 3/18:17:00まで 

開発好明さんが提唱する、 1年に一度の労いの日、『自分のためにプレゼントする日』 
‘39(サンキュー)アートの日’。
今年は ‘shop 39ART’として、一週間アートショップをやります。
アーティストブック、クラフト、写真、絵本、コレクションなど、ポストカードから現代アートまで、いつもの展示とは違う作品がたくさん揃います。
作品集「新世界ピクニック」も販売いたします。
ギャラリーは敷居が高いし、アートを買うなんて・・と思っていらっしゃる方、shopを覗く感じでぜひ足を運んでください。


2017年01月19日

渡邊加奈子展 後半です。 1/23まで

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1/13から始まった2017年最初の企画展「渡邊加奈子展 Drop of light」も会期後半となりました。
週末の1/21(土) 22(日)は昼過ぎより渡邊さん在廊予定です。
家族が増えた渡邊さん、制作環境も難しいでしょうに、新作を4点作ってくださいました。
ぜひご覧くださいませ。

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渡邊加奈子展の後、2月いっぱいは企画展はお休みです。

渡邉加奈子 木版画展  Drop of light
2017年1/13(金)-23(月)12:00-18:30  
ウォーターマーク アーツ&クラフツ
WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625

次回の企画は
’shop 39art’ 3/11(土)-18(土)12:00-18:30
3/11:19:30まで、 3/18:17:00まで 

開発好明さんが提唱する、 1年に一度の労いの日、『自分のためにプレゼントする日』 
‘39(サンキュー)アートの日’。
今年は ‘shop 39ART’として、一週間アートショップをやります。
アーティストブック、クラフト、写真、絵本、コレクションなど、ポストカードから現代アートまで、いつもの展示とは違う作品がたくさん揃います。
作品集「新世界ピクニック」も販売いたします。
ギャラリーは敷居が高いし、アートを買うなんて・・と思っていらっしゃる方、shopを覗く感じでぜひ足を運んでください。 


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2017年01月11日

「ノエルの贈り物」展 寄付のご報告です。

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ご報告が遅くなりましたが、「ノエルの贈り物」展、皆さまのお気持ちに支えられて、先月終了しました。
25名の日本、フランス、オーストラリアのアーティストによるハンドメイドのカード作品、トータル137枚販売となり、カード売り上げの20%の¥72,100を「未来の福島こども基金」さま宛に本日ご寄付させていただきました。
2回目より、3回目、そして今回の4回目と、多く寄付できましたのが何よりです。
心より皆さまに感謝しています。
ちょうど一年前のノエルの贈り物展のご報告に書いていたのは、パリの同時多発テロのこと。
そして今回はイスタンブール。。。
年明けから不穏なニュースに心動かされますが、少しずつでも自分のやるべきことをやって、安易に振り回されないで強くなりたいものだ・・と思う新年。去年とまったく同じことを書いていますが、少しずつよい方向へ進むことを願って。

さて1/13から2017年最初の企画展「渡邊加奈子展 Drop of light」が始まります。
新しい、小さな家族が増えた渡邊さん、どんな光と世界を見せてくれるのでしょうか。
子どもたちの見る世界が、少しでも明るい世界となることを願って。

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渡邉加奈子 木版画展  Drop of light

2017年1/13(金)-23(月)12:00-18:30  1/17(火) 休み

ウォーターマーク アーツ&クラフツ

WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625


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2017年01月01日

あけましておめでとうございます。 渡邊加奈子展 ーDrop of light

あけましておめでとうございます。
「ノエルの贈り物」の後はすぐにアートフェアと続き、その他まだ終わらない案件も山積みですが、
世の中はあまりいい方向へ動いておらず、それでもこうして、ごくごく平凡に年を越せる喜び、年々強く感じるようになりました。皆さまの新年が心穏やかなでありますように・・・

「ノエルの贈り物展」120枚以上のカードが皆さまのお手元にもらわれて行きました。どうもありがとうございました!
最終的な寄付額のご報告は、もう少々お待ちください。

2017年最初の企画は、WATERMARKでは初めての個展、「渡邊加奈子展ーDrop of lightー」です。
お母さんになったばかりの渡邊さん、どんな世界を見せてくれるのでしょうか。

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Lullaby girl 35×36cm 2016 木版

冬の早朝、制作部屋が朝日で赤く染まります。
ほんの数分ですが、身体の底にも透明な赤が差し込んだように、
あたたかく感じられます。
朝の光が摺りこまれた、そんな作品を目指しました。
多くの方にご高覧いただけば幸いです。

渡邊加奈子


渡邊加奈子さんの版画作品は、何とも言えない魅力に溢れています。
黒にここまで温かみを感じる作品を他に知りません。
和紙の表と裏から二、三十回と版木を摺り重ねて生み出されるその世界は
過去と現在と未来を繋いでいるかのよう。 
生まれる前からの世界と、朧げだけど記憶の奥底に眠っている夢の世界を
繋いでいるかのようにも見えます。
それは最古の写真技術であるダゲレオタイプ(銀板写真)のように
本当に写しとりたいものだけを、時間をかけて丁寧に、永遠に再生させる
作業にも似ているように思えます。
モノクロームの静寂、深淵な移ろいの世界。ぜひご覧ください。

✳︎ 1/14(土) 18時よりお飲物をご用意おります。

Biography
2004: 多摩美術大学大学院美術研究科 絵画専攻版画研究領域修了
2011: 鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞展大賞
2013: 飛驒高山現代木版画ビエンナーレ大賞 ( ‘09 優秀賞,’15 協賛賞)
2015: 東京国際ミニプリントトリエンナーレ 審査員賞
2016: International Biennial Print Exhibit(台湾) Special Jury Prize賞 他 
収蔵:多摩美術大学美術館、町田市立国際版画美術館、川上澄生美術館、飛騨高山市、ベネトン財団 他


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2016年12月31日

the art fair +plus-ultra(ジ・アートフェア・プリュス―ウルトラ)終わりました。

「ジ・アートフェア+プリュス-ウルトラ 2016」で小川剛・柏木直人・周豪・竹崎勝代の作品を紹介、4日間のフェアが先日終了しました。
普段は都下での展示が多いのですが、今回は都心でのフェア、ふだん出会わないお客さまやアーティスト、ギャラリーの方とお目にかかれて、とても刺激になりました。
一年に一度はフェアに参加するのを目標に、次回はどこがよいか研究中です。

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周豪

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竹崎勝代・周豪

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柏木直人

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小川剛

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2016年12月20日

ジ・アートフェア +プリュスーウルトラ2016 に出展します! Term2 : 12/22日(木)-12/25(日)

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ジ・アートフェア+プリュス-ウルトラ 2016
http://systemultra.com/
出展作家:小川剛・柏木直人・周豪・竹崎勝代

ャラリーと若手ディレクター個人の2部門に分かれて出展する統合型アートフェア「the art fair +plus-ultra」(ジ・アートフェア・プリュス―ウルトラ)が、12/17〜スパイラルガーデンで開催中です。
WATERMARKは term2:12/22日(木)-12/25(日) に初めて出展することになりました。

ふたつあるウオールのうち、ひとつはコミッションワークへのご紹介を意識した、新しい素材を使ったアーティストお二人です。
 小川剛さんは、偏光フィルムと様々な素材を組み合わせ、プリズムによって起こる光の屈折作用を応用した立体作品・インスタレーション作品を制作しています。

 柏木直人さんはFRP素材( 繊維強化プラスチック)ならではの、イマジネーション豊かな自由自在な形を生み出しています。

もうひとつのウオールは、伝統的な素材である和紙、木版、墨、油彩の作品を主に発表している、ふたりの作家の紹介です。
 周豪さんは、上海と日本を拠点として、現在上海にて個展中、海外のアートフェアなどでも紹介されています。この度WATERMARKにて作品集を作らせていただき、12/23より会場にて販売予定です。(12/22初日には間に合わず申し訳ありません。)
 竹崎勝代さんは、日本の伝統的な木版画でありながら、抽象的かつデザイン的な作品を発表している、他に例を見ない作風の中堅作家。

選ぶ素材が全く異なった4人の作家、日本人(アジア人)のオリジナリティーは何かをちょっと意識しつつ、昨今とても注目されている日本人ならではの細密描写、超絶技巧とはあえて違うアーティストを紹介します。

ご来場お待ちしております。

ジ・アートフェア + プリュスーウルトラ 2016
ターム2:2016年12月22日(木)〜25日(日) 11:00 〜 20:00 / 入場無料
*12/22は19時よりオープニングパーティです。
会場 スパイラルガーデン(スパイラル1F) 東京都港区南青山5-6-23 Tel. 03-3498-1171
東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1 出口前


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2016年12月16日

「ノエルの贈り物」どうもありがとうございました。クリスマス間近までカードのご注文はいただけます。

14962659_1314122835285323_1909807977868779059_n.jpgNakamura Mayako 

2016年の終わりも差し迫ってきました。

「ノエルの贈り物展」はお陰さまで盛況のうち終了しました。
お求めくださいましたお客さま、ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。

パリのアーティストのカードが昨年より売れました。
パリの同時テロからちょうど一年、フランスでも問題は山積している中、福島の子どもたちの保養のためのチャリティー展に参加くださったこと、とても嬉しく励みとなりました。
次回は、フランスの作家のカードの紹介にもっと力を入れたいと思っています。

15350732_1834559966820488_4920237730884365911_n.jpgAnne Mandorla

展覧会は終了しましたが、せっかく作っていただいたカード、クリスマス直前まで引き続きサイトでは販売を続けております。お忙しくて行きそびれてしまった方、気になったカードを悩んでいらっしゃる方、ぜひ最後のチャンスですので、ご注文お待ちしております!
カードは下記でご案内しております。

現在、100枚以上のカードがもらわれていきました。クリスマス後に最終集計しまして、寄付額をご案内させていただきます。

どうもありがとうございました!


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2016年12月03日

年内のギャラリー営業は12/8までです。 [ノエルの贈り物展]

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12/22から、スパイラルでのアートフェアに初めて参加することになったため、2016年は少々早い店じまいです。
「ノエルの贈り物展」の最終日 12/8が、年内ギャラリー営業最終日となります。どうぞ宜しくお願い致します。
大学通りは12/3からイルミネーションが点灯し、12/4の午後はクラシックカーのパレードがあります。
皆さまのお越しをお待ちしております。

この「ノエルの贈り物展」は、カード売り上げから、福島の子ども達の保養、甲状腺健診費の支援を行なっている「未来の福島こども基金」http://fukushimachildrensfund.org/ に寄附する展覧会です。国立までお越しになるのが難しい方はこちらからネットオーダーもできますので、ぜひご覧くださいませ。皆さまのお気持ちをお待ちしております。



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2016年11月15日

「ノエルの贈り物」の季節になりました。

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2016年の終わりが近づき、なんとなく気ぜわしいくなるこの時期
今年も「ノエルの贈り物展」を開催します。

「ノエルの贈り物」もすこしずつ輪が広がり、第4回を迎える今回は、フランス在住のアーティスト9名をお迎えし、今回25名の仲間となりました。版画やコラージュのオリジナルカード、プレゼントにぴったりな作品を取り揃え、カード売り上げの20%を福島の子ども達の保養、甲状腺健診費の支援を行なっている「未来の福島こども基金」に寄附いたします。
3.11からまもなく6年。東京オリンピックへ向けてますます風化されつつあるさまざまなこと。。福島の子ども達へのささやかな贈物として 大切な人への、自分自身への贈物を探しに来てみませんか。


生物は全て外界の刺激に反応しながら生きています。
雨を感じ閉じる花弁、夏至近くの満月の下一斉に放たれるサンゴの卵のように
僕等も此の大きな宇宙の光りや音、重力や温度に反応しながら生きています。
自分の内なる世界と外界とのコミュニケーションが上手く出来れば
心穏やかに他者を怒らす事も減るでしょう。
作品制作もその一つの方法ですが、5年前の惨事にはどの様に反応してよいのか迷い
ウオーターマーク 清水さんの協力を得てチャリティー版画展を始めました。
趣旨に賛同して下さる作家仲間も集って今回4回目になりました。
天災は時と場所を選ばず無差別に襲ってきます。
あの時の犠牲者は自分であったかもしれません。
一億総活躍も結構ですが皆で福島、熊本、北海道・・・そして沖縄を想うべきです。

笠井正博 


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参加予定作家(敬称略作家)
岩切裕子/岡田まりゑ/笠井正博/田中彰/竹崎勝代/武田史子/坪内好子/坪山由起/中村眞弥子/西村暁子/古谷博子/松田 修/溝上幾久子/向田れん/山本剛史
フランスからの9名のご参加です。 Mikio Watanabe 渡邉幹夫/John Yukawa 湯川ジョン/Mercedes Uribe /Tanguy Besset / Francisco Rocca/Anne Mandorla/Maria Chillon / Noriko Fuse / Jeanne Clauteaux
オーストラリアから Kay Watanabe
のご参加です。

国立までお越しになるのが大変な方へ、HPからもオーダーを承ります。こちらをご覧ください。▶︎
1点ものがほとんどですので、在庫状況はご確認ください。仮予約は承っておりませんのでご了承くださいませ。


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’Cadeau de Noël “present for Christmas” vol.4’ this exhibition begun by Mr. Masahiro Kasai’s drafting, this time we welcomed 9 artists from France, total of 25 artists joined in ’Cadeau de Noël ’.
You can find many kinds of wonderful cards made by artists, and we will donate 20% of the card sales to the “future Fukushima child fund”. 
Wouldn’t you like to come to look for a present for an important person, for yourself,or as a small present for Fukushima’s children? 
Imagine Fukushima 
Galerie WATERMARK arts & crafts
2-25-24-2F,Higashi,Kunitachi-shi,
TOKYO,JAPAN zip : 186-0003
du 23 novembre au 8 décembre 2016
Exposition de petits formats au profit des enfants de Fukushima


第4回 ノエルの贈り物展 4th Cadeau de Noël
2016 11/23(水)-12/8(木)火曜休み 12:00-18:30
ウォーターマーク アーツ&クラフツ
WATERMARK arts & crafts  186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625



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2016年10月31日

「BOOKs展」は11/5(土)までです。


WATERMARK arts & BOOKs展 今週11/5(土)までとなります。
明日火曜日はお休みです。週末の金・土曜日はくにたち天下市開催中。大学通りに店が並びます。
ぜひお出かけください。

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溝上幾久子『階段を降りる裸のメリュジーヌ』(手製本/布・エッチング・和紙) 12冊セット

『金井美恵子詩集』の『森のメリュジーヌ』の世界を豆本で表現されています。

ーフランスの言い伝えで描かれるメリュジーヌの上半身は美女の姿だが、下半身は蛇の姿である。足などあるはずもない。なのに、わたしは小さな手製の本の中に、森を徘徊する不在の恋人の、あるはずのない足跡を延々と記してみたくなった。無垢な魂の在処を、本という閉じた空間のなかにそっと隠し留めておけたらと思ったのだ。ー
  

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渡邊加奈子 Artist Book「Menuett」
 ー小学生のころ、迷い込んだ近所の森。
 何かを描くたび、この風景へと立ち戻ってしまいます。
 物と時間が痕跡となる版画で、かつて感じた春の一日を形にしました。

 Book箱の内張りに用いた和紙は、育った土地に咲く桜で染色しました。
 薄れていく記憶をゆっくりと辿るような一冊を目指しました。ー


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矢尾板克則 note book とnote

 ー私は普段土を使って作品作りをしていますが他の素材にも大変興味をもっており「紙」もそのうちの1つです。覚え書きなどして破り捨てた紙片や、日に焼け色あせボロボロになった紙など、とても魅力的でついつい拾い上げため込んでしまいます。
そんな気持ちが高まって、いつしか土で1枚のnoteを作るようになりました。色を重ね、はがし高温で焼かれたnoteは綴られbookへとなって行きました。ー


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田中彰 「coffee country」
世界のコーヒーとその国のこと、出かけることをテーマにしています。

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コーヒーパスポート・コーヒーパペット(豆入り)田中さんの焙煎した豆・コーヒー豆の版画・染色布(綿ボイルに染色で版画)こちらはコーヒーの世界を楽しむセットとなっています。

アジアや南米を旅してきた田中さんは、訪れた国のほとんどがコーヒーの産地だったことに気付き、コーヒーをテーマにしたコンセプチュアルな作品を作られました。
コーヒーパスポートには、田中さんによる世界の様々な産地のラベルの図案が描かれており、そこからひとつお選びいただき、田中さんが焙煎してくださいます。コーヒーパスポートには主な産地の世界地図が入っています。その分布図を見ると一目瞭然、豆の生産国は南半球に集中していますが、最大消費国は北半球に集中しています。経済格差、搾取する国と搾取される国、紛争地帯etc コーヒー豆から世界の様々な問題が浮かび上がってきます。コーヒーを飲むときに、少しでもそんなことを思い浮かべてほしい、そんな思いが伝わってきます。


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岩切裕子 ガラス絵 

宮下奈都『羊と鋼の森』、ペーター・シュタム『誰もいないホテルで』
両著をイメージして作られた小さなガラス絵。
棚も小物も岩切さんによるオリジナルです。美しい書棚ができました。
             

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森の匂いがした。
秋の、夜に近い時間の森。
風が木々を揺らし、ざわざわと葉の鳴る音がする。
夜になりかける時間の、森の匂い。
宮下奈都『羊と鋼の森』より  

ー楽器には大敵のはずの、深い森の湿った空気が漂います。
グールドが晩年暮らしたトロント郊外の森のような。ー

僕は夏になってここに客が集まり、食堂も人がいっぱいで、誰かがピアノを演奏し、子どもたちが廊下を駆け回っている様子を想像しようとした。でも、うまくいかなかった。
ペーター・シュタム『誰もいないホテルで』

ー『誰もいないホテルで』の原題は『Sommergäste』、直訳すると夏の客ということになります。水もない、電気も来ていないうらぶれたゲストハウス。夏の名残りという言葉を噛みしめられる一冊です。ー



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和紙造形家 にしむらあきこさんの新作絵本「おとひとい」「うたうたい」
最新作「糸片(いとへん)」も販売しております。


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「雲の祭日」立原 道造 山中 現(玲風書房)
  南桂子・長谷川潔・清宮質文 ポストカードBOOKも販売しています。
立原道造
1914年、東京都中央区に生まれる。1931年、第一高等学校入学。物語「あひみてののちの」が『校友会雑誌』に掲載され、堀辰雄の面識を得て以後兄事する。1934年、東京帝国大学工学部建築学科入学。堀辰雄の主宰する『四季』の第二次の創刊に加わり、三好達治、丸山薫、津村信夫とともに編集同人となる。1937年、石本建築事務所に入社。第一詩集『萱草に寄す』、第二詩集『暁と夕の詩』を出版。1938年夏、肺病のため休職。1939年、第一回中原中也賞受賞。3月29日、病状急変し永眠。享年24歳 

山中現
1954年、福島県喜多方市に生まれる。東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻を修了。小野忠重、野田哲也、中林忠良に師事する。個展、海外展、グループ展など多岐に活動する。その詩情溢れる作品は東京藝術大学大学美術館、福島県立美術館、喜多方市美術館、大英博物館、クリーブランド美術館などに収蔵されている。

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開発好明さんの作品集「新世界ピクニック」も販売しています。

Artist Book
版画・ドローイング・陶など
2016年10/21(金)-11/5(土)火曜休
12:00-18:30
posted by shimizu_noriko at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

本屋さん オープンします。


といっても、二週間だけですが。

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WATERMARK arts & BOOKs 展


WATERMARK arts & crafts では、2週間だけの書店をオープンします。
本屋でお気に入りの一冊を探すこと。書籍のデジタル化やネット注文が進み、そんなごくあたりまえのことが、減りつつあります。
なおのこと「美しい本」に対する憧憬がますます深まっているのではないでしょうか。
求めていた本に出会う喜びをふたたび思い出し、本の手触りや香り、懐かしさを感じるような展示。
版画・ドローイング・オブジェ・陶などによる 世界にひとつだけの「本」はたくさんはご用意できませんが、 販売いたします。 また各アーティスト自身の蔵書の中から「自分にとっての思いを込めた一冊」を選んで いただき展示いたします。
店主が集めたお気に入りの本も置いておきますので、ご自由にご覧いただけます。
それぞれの世界観を共有するきっかけになる「本」と「作品」。
ぜひご高覧くださいませ。 

展示会概要
会 期:2016年10/21(金)-11/5(土)火曜休み
時 間:12:00-18:30
会 場:WATERMARK arts&crafts 東京都国立市東2-25-24 2F phone 042-573-6625 
    http://watermark-arts.com/  
展示作品: 版画・ドローイング・オブジェ・陶など (販売)
参加作家(敬称略) 岩切裕子 田中彰 渡邊加奈子 溝上幾久子 矢尾板克則

INFOMATION
田中彰さんが運営されているカフェギャラリーで自家焙煎しているコーヒー豆(オリジナル版画付き)も販売いたします。 会期中、ご希望のお客様にコーヒーを試飲していただく予定です。
10/22(土) 16:30〜 ささやかなオープニングパーティーを開催いたします。

posted by shimizu_noriko at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

夏休みも間もなく終わりですが、夏休みのオススメ − 開発好明:中2病 展 

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中二病とは、「中学2年生前後頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。(Wikipedia より)
これまでの作品群を一堂に会し、とどまるところを知らない開発好明さんの制作欲・脳内を体感できる展覧会でした。

美術館にもっとも行かなくなる世代、中学から高校の男子に最もおすすめします。
悶々としている中二病世代(私のような大人も含む)。美術館を後にした時には、自分だけじゃないんだ、こんな大人がいてくれるなら、きっと大丈夫だ、と開発さんからエールを送ってもらった気持ちになるでしょう。
(開発さんは会期中ほとんど滞在されているそうなので、本当にエールをもらえるかもしれません。)

私自身も自分がサブカル系だと気付いたのはたぶん中二の頃。あの頃夢中になった音楽、映画、アートがその後の自分を形作って、何かが始まった時期なのは間違いありません。
子供のいるお父さん、お母さん。後先考えず、何かに夢中になっていたころを思い出したい大人たち。進路や将来・世の中の出来事に不安を感じている若者にもオススメです。

2月に開催した「IMAGINE FUKUSHIMA展」で、開発好明さんの新作「新世界ピクニック」を展示させていただきましたが、その新作写真をメインとした開発さんの初作品集がリトルモアより、7月に出版されました。
私たちも、3月に南相馬〜三陸に同行しまして、僭越ながら開発さんの撮影の一部お手伝いさせていただきました。その時の写真も含め、震災以降の開発さんのアートワークをご紹介する内容となっています。一般書店他、Amazonなどでも販売されています。

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今の若いアーティストたちは、スタイリッシュでカッコよく決めるのが上手いなあと思う一方、開発さんのようにとことん泥臭く表現する人はほとんどいない気がします。もしかしたら開発さんは、自分の体を虐めて、泥臭く表現する、最後のアーティストなのかもしれない。。とふと思いました。

開発好明さんの「ひとり文化祭」、−開発好明 中2病 展 
市原湖畔美術館で9/19まで開催されています。

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posted by shimizu_noriko at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | IMAGINE FUKUSHIMA・震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

新設ホテルでのコミッションワークが完了しました

今年の3月から続いていたホテルのプロジェクト、京急イーエックスインのアートワーク。4件目にしてラストの東銀座が先日完了しました。ホテルは8/25からオープンしています。

今回のコミッションワークは「江戸」と「モダン」をミックスしたイメージを思い描きながら取り組んだものです。

ロビーラウンジと13層ある各階エレベーターホールには、6月にWATERMARKで個展を開いたばかりの柏木直人の作品。反物のごとく波打つレリーフやマカロンのようなオブジェは、いずれもFRPで作られたレリーフです。
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エントランスには中澤慎一のペインティング。銀と翠のコントラストがシャープな抽象絵画。
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客室は全室、佐久間康介のグラフィック。むかしは縁日の屋台でよく見かけた「スピログラフ」を使って文様を描いてます。
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これから多くの方々が訪れることになると思います。作品がたくさんの来館者の目に留まり、興味をもってもらえれたら嬉しいです。


京急イーエックスイン東銀座
http://www.higashiginza.keikyu-exinn.co.jp/