2018年06月05日

クレマチスの丘 三島 日帰り小トリップ

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クレマチスの丘〜ヴァンジ彫刻庭園美術館「須田悦弘 ミテクレマチス」〜ビュフェ美術館「ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」〜IZU PHOTO MUSEUM〜梅花藻の里

朝早く出発して、クレマチスの丘を堪能し、美術館を三つはしご。偶然にも ヴァンジ、丸木美術館 水戸芸の学芸員の方にお会いでき、
「ひろしまを見たひと」スライド+トーク(丸木ひさ子氏・本橋成一氏)に参加
それから三島の友人と 梅花藻の里の水際を延々と歩き、お酒を飲み、東京へ戻りました。
いい一日でした。

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IZU PHOTO MUSEUMでのコレクション展「永遠に、そしてふたたび」

テリ・ワイフェンバック|湧き出る水から生命の循環をみつめる《柿田川湧水》
に添えられたテキストが印象深かった。

「この水は過去を流し、
 海への道を見つけ出す。
 誰も見ていなくても過ぎ去っていき、
 おそらく今、それは霧となっているかもしれない。」

This water flows past finding its way to the sea.
Unwatched, gone, now it could be mist.
                              -Terri Weifenbach


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2018年05月31日

2018年05月30日のつぶやき

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2018年05月27日

2018年05月26日のつぶやき








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2018年05月23日

2018年05月22日のつぶやき


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2018年05月19日

山本剛史展  between the chairs 5/21(月)最終です

山本剛史展  between the chairs
5/10-21  11:00-18:00 最終日16:00
会場:みるめ Gallery 〒182-0024 東京都 調布市布田2-32-8 042-488-2120
*WATERMARKではなく、会場は みるめギャラリーとなります。お気をつけください。

5/19・20・21 は14時から山本剛史さん在廊予定です。

フィルム転写、ペーパーブロック、エッチングなどの版画技法を用いた作品と オブジェやミクストメディアの作品を展示しています。
何も語らず静かに人を受け入れ 佇んでいる椅子たちの 囁きが聞こえてきそうなイメージでレイアウトしてみました。
みるめさんの展示空間があってこそです。ぜひご高覧ください。

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2018年05月14日

2018年05月13日のつぶやき






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2018年05月12日

2018年05月11日のつぶやき




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2018年05月07日

山本剛史展 between the chairs 2018年5/10-21

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山本剛史は「人の手で創られたもの」に強く心惹かれ 自身の心象風景を 椅子、建造物などに投影させています。 長年「椅子」をモチーフにしつつも2010年頃から作風をかなり変化させています。初期のシリーズは木版と銅版を併用し、椅子を構造物として捉えた、建築的、記号的なアプローチで、座られることをどこか拒んでいるような硬質なものであったものが、フィルム転写を応用させた最近の作品は、人に座られるのを静かに待っているような、画面には描かれていない人の気配を確かに感じさせます。鑑賞者は 実は椅子ではなく「人」が主人公(または作者本人の肖像画)なのだと気付きます。それは作者自身の心、 人との距離感の大きな変化を読み取ることが出来るでしょう。 行間を読む(between the lines)を読むように 椅子と人とのあいだ、物語を読み取ってみてください。

*こちらはWATERMARKではなく、会場は みるめギャラリーとなります。

山本剛史展  YAMAMOTO Takeshi
between the chairs
版画・オブジェ・ミクストメディア
2018年5/10-21*5/15・16休み 11:00-18:00 最終日16:00
会場:みるめ Gallery 〒182-0024 東京都 調布市布田2-32-8 042-488-2120

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2018年05月01日

2018年04月30日のつぶやき




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2018年04月29日

寄付のご報告

先月終了しました第四回IMAGINE FUKUSHIMA展、残念ながらクラウドファンドの目標額を達成できませんでしたが、
会場に設置しました箱にドネーションくださいました皆さまのお気持ちをそのまま「未来の福島こども基金」へ寄附させていただきましたので、ご報告させていただきます。

今年の12月は、去年お休みした「ノエルの贈り物展」の5回目を計画していますので、今年はもう少し寄付ができそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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ホテルのリニューアルのためのコミッションワークを納めました。

先日、品川の駅からすぐにあるホテルがリニューアルされ、コミッションワークを納品しました。

彫刻:松田重仁
レリーフ:佐伯和子
客室アートは弊社インターン 清水絵真が手伝い。

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2018年04月25日

IMAGINE FUKUSHIMA展 《3/4 アーティストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史》の動画をUPしました。

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先月終了しました「第四回IMAGINE FUKUSHIMA展」、3/4開催しましたトークに参加出来なかった方もご覧になれるように、《アーティストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史(府中市美術館学芸員)》の動画をUPしました。

開始から終了まで全てアップしましたので、ぜひチェックしてみてください。






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当日は 北海道から九州まで、学芸員の方、アーティスト、社会的な問題に関心のある方、近隣の方々、40名ほどの方が参加され 盛況のうちに終えることができました。

それぞれの「LOST & FOUND」について

なぜ本来社会派ではないお二人が 今回の展示につながるような福島に関わる作品をつくっているのか?
非生産的な作業を果てし無く続けていく意味。

エンターテイメントと社会の関わり、役割。

などについて熱いトークを伺うことができました。

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会場風景(撮影:加藤健)

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2018年04月24日

岡田まりゑ展 会期後半です。(4/30まで)

昨日、今日は休廊日。明日より会期後半始まります。
大学通りは新緑が眩しいです。ご来場お待ちしております。
【まりゑさんは25,29,30日 15時から在廊予定です】

岡 田 ま り ゑ 展 petals - 100の言葉、 100の想い
2018 4/18(水)-30(月)*4/23・24休み 12:00-18:30 最終日17:00まで


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2018年04月22日

現在 岡田まりゑ展開催中です。4/30まで


昨年から年明けにかけて、他のギャラリーさんでの企画が続き、自分のギャラリーでの展覧会はなんと4ヶ月ぶりです!
一年のうち三分の一しか 店を開けてなかった・・近隣の方からはクローズしてしまったと思われていたかもしれません。

2018年はWomen's Year。女性作家、そしての初お目見えの作家さんが続きます。
ただ今開催しているのは
岡田まりゑ 展 petals - 100の言葉、 100の想い 4/30まで*4/23・24休み
版画のキャリアが長い まりゑさん、今回は ドローイングを中心に ひとつひとつの作品にはタイトルの代わりに「言葉」が込められています。インスタレーション的展示にしてますので ぜひ直接 生でご覧いただきたい展覧会です。

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岡田まりゑ「満開の花の下で」「音のない音を  きく」銅版・コラージュ


そして6月は うちでは初個展の櫻木綾子さん(白磁と写真作品)
http://ayakosakura.wixsite.com/porcelain-works

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櫻木綾子「みず」

秋は まだ芸大院生の徳本萌子さん(テキスタイル)
http://www.moekotokumoto.com

そして11月は 成田山川越別院本行院のアートワークを完成させたばかりの トガシヨウコさん(ガラス)https://www.instagram.com/miyatomi_glass/

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トガシヨウコ  ホテルのためのコミッションワーク

金沢の百瀬玲亜さん(漆)http://reiamomose.wixsite.com/urushi

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百瀬玲亜「脈脈と伝う」

工芸的な素材のアーティストが続きますが、皆さん、実用的なうつわではなく
オブジェをメインにした彫刻的なアプローチを試みている作家さん。エッジが効いた作品で楽しみです。




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2018年03月01日

第四回IMAGINE FUKUSHIMA展「伊藤隆介 × 山口啓介 LOST & FOUND」開催中です。3/6まで

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2018年2/22(木)-3/6(火)*水曜日休
会場:コート・ギャラリー国立 11:00-18:00(最終日16:00まで)
東京都国立市中1丁目8−32 
企画:WATERMARK

 3.11の一年後 2012年に、コートギャラリー国立で最初の開催をした
「IMAGINE FUKUSHIMA展」
作品を販売し 売り上げから支援金を送る チャリティー展として立ち上げ、今回はその4回目となります。
風化とともにチャリティー展としては成り立ちにくくなり、2014年 2回目では十分な支援金を集めることが出来なかったことから、今の時代に向けて 社会的メッセージを表現しているアーテイストの作品を紹介する方向にシフトしました。
2016年の第3回目には現代美術作家 開発好明さんと写真家 新井卓さんを迎え 二人展を開催、
そして今回は 伊藤隆介さんと山口啓介さんを迎えました。

   映像作家であり、主に映画やビデオ・インスタレーションを使った作品を制作している伊藤隆介氏は、国内外の映像フェスティバル、国際美術展で発表しているアーティストです。代表作「Realistic Virtuality / リアリスティック・ヴァ−チャリティ(現実的な仮想性)」シリーズは、我々を取り巻くメディア社会について、視覚的・詩的批評を試みるビデオ・インスタレーション作品です。 
これは「ミニチュアの撮影セット」として作成した(あえて稚拙な作りの)模型部分と、それをカメラで撮影しながらスクリーンに映し出す映像作品からなっており、観客は、大画面に映し出される迫力の映像に、まるでリアルのニュース映像か、ドキュメンタリーのような「現実感」を感じてしまいます。自分が現実のものと思い込んでいた映像は、実はフェイクであった。あらゆる情報、映像は、単なる主観、思い込みなのかもしれない、と自分自身に疑問を抱かせます。

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 山口啓介氏は、巨大な銅版画作品で 1989年以降 数々の賞を受賞し鮮烈なデビューを遂げ、当初から「方舟」「エノラ・ゲイ」「原子力発電所」などをテーマにし、宇宙的、生命的なメッセージ性の強い作品を発表。今回、 2011年3月14日より記録を毎日綴った 現在も続けている手書きによる《震災後ノート》(現在42冊)の一部と、1997年にドイツで発案したカセットケースの中に植物を保存し未来へその遺伝子を残していくことをコンセプトとした立体作品「カセットプラント」をコートギャラリーの大きな窓に設置します。

   『山口啓介の作品のイメージのひとつに『方舟』が知られています。カセットプラ ントは花の美しさ、自然の作り出す形への讃歌でもあり、美を、命を未来に伝え る『方舟』でもあります。 カセットプラントファクトリーは現代社会において美術の可能性を探求し、次の世代、未来に美術の力をつないでいける「カセットプラントの方舟」でありたい とおもいます。』
(カセットプラントファクトリーより引用)
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  映像とインスタレーションがメインとなる今展は、会場の照明を極力落とし 洞窟、教会をイメージして 二人で一つの空間を作り上げます。
LOST & FOUNDは「遺失物取得所」で使われますが「探し物を見つけた」という意味でもあり、
LOST は    失ったもの 迷う 滅びた 見失う
FOUND は 見つける 探す わかる 気づく
などの意味があることから、3.11によって失ったものを、 仄暗い空間の中で、鑑賞者がそれぞれに 何かを見つけてもらえたらと言う願いがあります。

本展に向けて昨年よりスタートした作家二人による往復書簡をWATRMARKのHPで掲載しています。
今回の展覧会の要の「作品」の一つでもあります。ぜひご覧くだい。

<関連イベント>
アーテイストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史(府中市美術館学芸員) 3/4(日)14:00-無料:どなた様もご参加できます。 

「カセットプラント」ワークショップ :2/24(土) 13:30- 
*ワークショップでは、実際に花や植物に触れながら、ギャラリーのガラス窓にカセットプラントを積み上げて設置し、インスタレーション作品を完成させます。
ワークショップは終了しました。

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クラウドファンドに挑戦中です。3.11よりまもなく7年。時が経つにつれ記憶の風化が進んでいます。ますます遠のいてゆく 福島そして私たちが抱える問題をテーマとした展覧会を ぜひ応援してください。皆さんと思いを共有できれば嬉しいです。 

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2017年11月15日

田中 彰展「無機が有機になるとき」11/18までです。

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すでに会期後半となっておりますが、「田中彰展 -無機が有機に変わるとき-」 11/18までです。


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ネパール山岳地帯で作られたロクタ紙に電熱ペンで描画した木版画

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コーヒーパペットのオブジェ


岐阜県美術館 「AiM 2017 アーテイスト in ミュージアム」http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/page5396.php にて「無機が有機になるとき」 公開制作中(11/12まで /作品展示11/17-12/10) の田中さんは、木版画を軸に 平面のみに とらわれず 版画の新たな表現と可能性に挑戦しているアーティストです。
WATERMARKでは初個展となる今回は、公開制作で県美の樹々の葉で作ったパステルの一部と ミニドローイング、2016年 三菱一号館美術館歴史資料室での個展「樹に ついて」に出展した版画小作品数十点と、2017年 東京オペラシティ ギャラリー コリドールでの 個展「木に人を接ぐ」で発表したコーヒーラベルも78点フルセットでご覧になれます。皆さまのお越しをお待ちしております。 

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落葉した葉を粉砕して作ったパステル

田中 彰
1988 岐阜県出身
2013 武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒。武蔵野美術大学奨学金 前田常作賞 卒業制作優秀賞
2015 同大学院版画コース修了。アートアワードトーキョー丸の内 今村有策賞、三菱地所賞
第14回南島原市セミナリヨ現代版画展 南島原市長賞受賞

田中 彰展 TANAKA Sho「無機が有機になるとき」
版画・インスタレーション
2017年11/9(木)-18(土)火曜休み 12:00-18:30
ウォーターマーク アーツ&クラフツ
186-0002 東京都国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625
info@watermark-arts.com    http://watermark-arts.com/
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2017年10月29日

「± 複号の彫刻家たち展 vol.1 」終わりました


「± 複号の彫刻家たち展 vol.1」佐野藍・藤本明洋・松田重仁 
  2017年10/6(金)-10/16(月) 会場: みるめgallery 企画協力:Watermark 協力:花影抄
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彫刻家 松田重仁さんの提案で始めた「± 複号の彫刻家たち展 」その第一回目が先日盛況のうちに終了しました。
この企画は2019年まで毎年1,2回開催してゆく予定です。
http://watermark-arts.com/exhibit/2986/ 
https://www.facebook.com/fukugouten/




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「± 複号の彫刻家たち展」
 アートに求められるものとその評価は時代とともに変貌し、新たな造形を生み出しています。
 近年、伝統的手わざと、創造における独自性をともにもって、若冲や琳派が人気を博しているのも、伝統的で熟練した手わざを駆使するとともに、奇想とも評価される個性が表出している魅力に、成熟した鑑賞者たちが気付いたからといえます。そのような出現は古きに求めるだけではなく現代に、そして絵画だけでなく、彫刻や工芸という領域においても期待されています。
 いま求められているのは、伝統的で熟練した手わざとともに、現代作家としての表現を併せ持った存在といえます。素材や原料を知り、技術や技法に根差した手わざを持つだけではなく、西洋ファインアートの空間演出を自らのものとし、個人として継続的に創作し変貌している「ふくごう」した存在です。
 「複号」とは、併せ持つという意味の「複合」ではなく、彫刻の行為そのものを示し、記号で表せば「±」です。「+」とは「足す、加える」 行為であり、塑像に代表される足すことで生み出され表現です。これに対し「−」とは「減らす、削る」行為であり、素材から彫り出す創作を意味します。「復号」つまり彫刻本来の原点を見据えつつ、新たな彫刻の可能性へと挑戦していきたいと思います。


「±(複号)の彫刻家たち」展によせて
彫刻家にとって、「彫刻」とはその2文字が意味するとおりの「彫り」「刻む」技術だけを指すのではない。また当然のことであるが、すべての立体物を指すものでもない。それは確かに実体としてあり、時に触れることができるものとして、私たちの前にある。しかし、彫刻の歴史を振り返れば明らかなように、それは人々の営みと深く関係づけられ、人間とともに歩んできた確固たる概念であったはずだ。つまり 人々の観念や思考が、石や木といった人間とは別の物質を媒介し、時代ごとに異なる形となって現れてきたものこそが、彫刻といえる。

   「±(複号)」とはまさに現代において、そのような歴史に連なろうとする作家たちが集う場所となるだろう。今後どのような展開をみせるのか、第一回展を迎えようとする今はまだ、私にはとうてい判断がつかないところだ。しかし本展に期待されていることとは、彫刻の見つめ直しとでもいえるだろうか。「±(複号)」はその意味で、バラバラに散らばっている個を工芸などの諸芸術も含め、広がりをもって実践される「彫刻の構築作業」といえるかもしれない。本展がこの複号的方法論によって、新たな彫刻が創出される場となることを願うばかりである。
森 啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員) プレスリリースより

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また今回の展示に合わせて10/14に開催した松田さん、佐野さん、森 啓輔さん(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)によるトークイベントがArt annualに紹介されました。
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/68669/


――彫刻と工芸、そのハイブリディティの真価――「± 複号の彫刻家たち展」のこれから
森 啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館 学芸員)

10月14日に東京・調布市のみるめギャラリーで、「± 複号の彫刻家たち展」のアーティストトークが催された。出品作家3名のうち、松田重仁氏と佐野藍氏が出演し、本展の実現に実行委員の1人として中心的な役割を担った松田氏が、新たな彫刻の可能性を問うべく提唱した「複号」について言及する、またとない機会となった。

表現の多様化した現代において、彫刻のみならず芸術の「現在性」を問うことの困難は、多くの人々に共有されている問題に違いない。これに対し松田氏は「複号」、つまり「+(足す、加える)」と「−(減らす、削る)」という彫刻の行為を示す言葉に今一度立ち返り、彫刻と工芸、伝統と現代など、ともすれば領域の固有性ばかりが強調されがちな芸術の分野を見つめ直すことを訴えかける。本展の目的は、この「複号」を実証する過程で、そのような視座を共有する作家を広く紹介していくことにあるという。連続企画の第1回展となる今回、世代はもとよりモチーフや扱う素材、技法が大きく異なった作家が選ばれていることからも、「複号の彫刻家たち」を包括的に捉えていこうとする企画の意図が見て取れるだろう。

30名近い聴衆が集まり、会場が静かな熱気に包まれたトークでは、例えば登壇者の2名が木彫や石彫の技術を素材の表面に駆使し、その繊細な表現こそが作品の重要な要素となっていることが、共通点として浮き彫りになった。また、作品の「存在」に対する発言の場面では、松田氏はかつて日本家屋の象徴であった「床の間」の意味や機能に言及する一方、佐野氏はモチーフとなる稀少動物の生命の儚さを作品に表現することに触れ、個としての作家の独自性がはっきりと表れていた。
「± 複号の彫刻家たち展」は作家を変え、展覧会を重ねていくことを通じて、コンセプトとなる「複号」をより深めていき、2年後の2019年に現代彫刻美術館(東京・目黒区)での展覧会が予定されている。なお、昨今では日本の彫刻と工芸のハイブリディティについて、再評価の機運が「超絶技巧」のフレーズのもと、明治期の美術の激的な変動と密接に関わってみられるのは周知のとおりである。「複号」においてもまた、それぞれの表現を厳密な時代考証に基づき、伝統技術との連続性とともに、作家独自の革新性の広範な検証が、今後なされてしかるべきであろう。第2回展ではどのような作家、作品が紹介されるのか、次回の開催が待たれる。

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2017年09月21日

周 豪 + 矢尾板克則[resonance]開催中です。9/24まで

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周 豪 + 矢尾板克則[resonance]9/24(日)まで 12:00-19:00(最終日は17:00まで) 

*9/23は周豪さん在廊予定です。

会場:FUURO 企画:FUURO+Watermark
こちらの展覧会はFUURO(目白)にて開催です。 http://www.gallery-fuuro.com/ 

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ギャラリーを始める以前の15年くらい、自分のスペースを持たずに (と言うより持てなかったので)他の画廊さんやカフェなどで 自分の企画をやらせてもらっていました。いわゆる風呂敷画商でした(今は死語?)。FUUROの早川さん、コートギャラリーの和井田さん、みるめの森さん、ひょうたん島の星野さんには、本当に長らくお世話になっていました。自分のスペースを持つようになった今でも仲良くしてくださり、細々とこの仕事を続けてこれたのも皆さんのおかげです。
今回4年ぶりにFUUROでの開催、FUUROの早川さんと企画した「周豪+矢尾板克則 二人展」です。こうして一緒にお仕事させていただき、嬉しい限りです。
矢尾板さんは FUUROが最も力を入れている作家の一人で、私も昔からのファン。周さんと矢尾板さんはお互いの存在さえ知らなかった同士、どんな作品を出展するかお互い全く事前打ち合わせなしで進めました。
矢尾板さんの作品は初日の2日前の直前に届き、どんな作品が来るのかわからず内心ドキドキしておりましたが、作品同士が響き合う、共振する空間となりました。ぜひ実際にこのコラボレーションを体感していただきたいと思います。
ぜひ見にいらしてください。

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周 豪 + 矢尾板克則 Zhou Hao + Yaoita Katsunori [resonance]
9/16(土)-24(日) 会場は目白のFuuroです。
FUURO  東京都豊島区 3丁目13−5 イトーピア目白カレン1F tel/ 03-3950-0775 


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2017年09月10日

周 豪 + 矢尾板克則[resonance]

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周 豪 + 矢尾板克則[resonance]
2017年9/16(土)-24(日) 12:00-19:00(最終日17:00) 
会場:FUURO 企画:FUURO+Watermark
こちらの展覧会はFUURO(目白)にて開催です。 http://www.gallery-fuuro.com/

[resonance]- 響き 共鳴 共振
今回の企画の話があるまで、お互いの存在さえ知らなかった二人ですが、もし同じ空間に作品があったら 作品同士が響き合う、共振するに違いないと確信のようなものを感じ、二人展をさせていただくことになりました。
どんな作品を作るか打ち合わせもせず、この展覧会で作品の初顔合わせです。
二人は 素材もテーマも 背景にある国も環境も違いますが、 つくること・描くことの喜び、リズム、 イメージの広がり 不思議な響き合いを感じます。 ここでしか味わえない出会いをどうぞ楽しんでください。
初日はお二人とも在廊予定です。 

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press release



    周  豪  +  矢 尾 板 克 則    [resonance]


会  期: 2017・9・16 [土]24[日]

時  間: 12:00-19:00 最終日17:00まで

会  場:  FUURO  東京都豊島区 3丁目13−5 イトーピア目白カレン1F

       tel/ 03-3950-0775  http://www.gallery-fuuro.com/

     :   FUURO+Watermark




展示会概

周  豪 と矢尾板克則 による二人展 [resonance]を開催します。

周 豪は 油彩、水彩、墨、版画など様々な技法による抽象作品を上海と日本を中心に発表しており、その世界は禅と通じるものを感じさせます。矢尾板克則はうつわ作家でもありますが、陶によるオブジェ、抽象的な立体作品も発表を続けており、現代美術を意識した違う顔を持つ陶芸家です。異質の素材を使う二人ですが、作品に共通、共鳴[resonance]するものを感じ二人展をお願いしました。お互いが何を作るか打ち合わせをせず、この展覧会で作品の初顔合わせです。二人は 素材もテーマも 背景にある国も環境も違いますが つくること・描くことの喜び、リズム、イメージの広がり不思議な響き合いを感じます。

ここでしか味わえない出会いをぜひ体感してください。



   周  豪 ZHOU Hao


1960   中国上海市生まれ 1983 私費留学にて来日

1987   小山敬三美術振興財団奨学金を受ける

1988   武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画コース卒業

1989   日本政府(文部省)奨学金を受ける

1990   武蔵野美術大学大学院 美術専攻版画コース修了

2008,10 Atelier Rémy Bucciali (フランス)にて銅版画制作

2016   The Laforêt  Summer Vacation Project(イタリア)より招待、滞在制作

東京  上海  香港  神戸  名古屋  丸亀などで個展、国内外のアートフェア、パブリックコレクション多数。現在 上海と横浜で制作。


矢尾板克則   YAOITA Katsunori


1969   新潟県生まれ。

1991   武蔵野美術短期大学陶磁科卒業。山本幸一(熊本)に師事

1994   新潟県長岡市にて作陶

1998   日本クラフト展優秀賞、2000年ビアマグランカイ佳作賞

2016   経済産業省のプロジェクト「The Wonder 500」に選出

桃居、ギャラリー炎舎、 FUURO、うつわ祥見など個展多数色化粧を用いたオリジナルの手法を用い、現代アートのような自由で

独特な表現力でうつわやオブジェ作品を作る。



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posted by shimizu_noriko at 09:04| Comment(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

千船病院(大阪府西淀川区)のアートワーク 完了しました。

大阪市西淀川区にある千船病院が新病院へ移転されるにあたり、WATERMARKは病院全体のアートワークを担当させていただきました。
その為この半年ほどは大阪に行くことが多かったのですが、先月すべてのアートワークの設置が終わり、
7/1より新病院がオープンされました。(内心かなりドキドキしておりますが・・!)
撮影不可の場所もあり、全作品は撮影はできなかったのですが、写真家の加藤健さんに撮影していただきました。
ご協力いただいた作家の皆さま
佐久間康介さん 小川剛さん 小河朋司さん 宮坂省吾さん 柏木直人さん 吉村直美さん 塩川岳さん 笠井正博さん 吉津信一さん 常田泰由さん 竹崎勝代さん 爲金義勝さん 松尾一朝さん 松田重仁さん 中村眞弥子さん 雨山智子さん 硝子企画舎さん そしてアートアシストさま アートトランジットさま オフィスイフさま 
ご関係者の皆さまどうもありがとうございました。
非常にタイトなスケジュールの中、ご協力いただき 心より感謝しております。

撮影:加藤健

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