2018年04月29日

寄付のご報告

先月終了しました第四回IMAGINE FUKUSHIMA展、残念ながらクラウドファンドの目標額を達成できませんでしたが、
会場に設置しました箱にドネーションくださいました皆さまのお気持ちをそのまま「未来の福島こども基金」へ寄附させていただきましたので、ご報告させていただきます。

今年の12月は、去年お休みした「ノエルの贈り物展」の5回目を計画していますので、今年はもう少し寄付ができそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2018年04月25日

IMAGINE FUKUSHIMA展 《3/4 アーティストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史》の動画をUPしました。

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先月終了しました「第四回IMAGINE FUKUSHIMA展」、3/4開催しましたトークに参加出来なかった方もご覧になれるように、《アーティストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史(府中市美術館学芸員)》の動画をUPしました。

開始から終了まで全てアップしましたので、ぜひチェックしてみてください。






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当日は 北海道から九州まで、学芸員の方、アーティスト、社会的な問題に関心のある方、近隣の方々、40名ほどの方が参加され 盛況のうちに終えることができました。

それぞれの「LOST & FOUND」について

なぜ本来社会派ではないお二人が 今回の展示につながるような福島に関わる作品をつくっているのか?
非生産的な作業を果てし無く続けていく意味。

エンターテイメントと社会の関わり、役割。

などについて熱いトークを伺うことができました。

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会場風景(撮影:加藤健)

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2018年03月01日

第四回IMAGINE FUKUSHIMA展「伊藤隆介 × 山口啓介 LOST & FOUND」開催中です。3/6まで

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2018年2/22(木)-3/6(火)*水曜日休
会場:コート・ギャラリー国立 11:00-18:00(最終日16:00まで)
東京都国立市中1丁目8−32 
企画:WATERMARK

 3.11の一年後 2012年に、コートギャラリー国立で最初の開催をした
「IMAGINE FUKUSHIMA展」
作品を販売し 売り上げから支援金を送る チャリティー展として立ち上げ、今回はその4回目となります。
風化とともにチャリティー展としては成り立ちにくくなり、2014年 2回目では十分な支援金を集めることが出来なかったことから、今の時代に向けて 社会的メッセージを表現しているアーテイストの作品を紹介する方向にシフトしました。
2016年の第3回目には現代美術作家 開発好明さんと写真家 新井卓さんを迎え 二人展を開催、
そして今回は 伊藤隆介さんと山口啓介さんを迎えました。

   映像作家であり、主に映画やビデオ・インスタレーションを使った作品を制作している伊藤隆介氏は、国内外の映像フェスティバル、国際美術展で発表しているアーティストです。代表作「Realistic Virtuality / リアリスティック・ヴァ−チャリティ(現実的な仮想性)」シリーズは、我々を取り巻くメディア社会について、視覚的・詩的批評を試みるビデオ・インスタレーション作品です。 
これは「ミニチュアの撮影セット」として作成した(あえて稚拙な作りの)模型部分と、それをカメラで撮影しながらスクリーンに映し出す映像作品からなっており、観客は、大画面に映し出される迫力の映像に、まるでリアルのニュース映像か、ドキュメンタリーのような「現実感」を感じてしまいます。自分が現実のものと思い込んでいた映像は、実はフェイクであった。あらゆる情報、映像は、単なる主観、思い込みなのかもしれない、と自分自身に疑問を抱かせます。

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 山口啓介氏は、巨大な銅版画作品で 1989年以降 数々の賞を受賞し鮮烈なデビューを遂げ、当初から「方舟」「エノラ・ゲイ」「原子力発電所」などをテーマにし、宇宙的、生命的なメッセージ性の強い作品を発表。今回、 2011年3月14日より記録を毎日綴った 現在も続けている手書きによる《震災後ノート》(現在42冊)の一部と、1997年にドイツで発案したカセットケースの中に植物を保存し未来へその遺伝子を残していくことをコンセプトとした立体作品「カセットプラント」をコートギャラリーの大きな窓に設置します。

   『山口啓介の作品のイメージのひとつに『方舟』が知られています。カセットプラ ントは花の美しさ、自然の作り出す形への讃歌でもあり、美を、命を未来に伝え る『方舟』でもあります。 カセットプラントファクトリーは現代社会において美術の可能性を探求し、次の世代、未来に美術の力をつないでいける「カセットプラントの方舟」でありたい とおもいます。』
(カセットプラントファクトリーより引用)
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  映像とインスタレーションがメインとなる今展は、会場の照明を極力落とし 洞窟、教会をイメージして 二人で一つの空間を作り上げます。
LOST & FOUNDは「遺失物取得所」で使われますが「探し物を見つけた」という意味でもあり、
LOST は    失ったもの 迷う 滅びた 見失う
FOUND は 見つける 探す わかる 気づく
などの意味があることから、3.11によって失ったものを、 仄暗い空間の中で、鑑賞者がそれぞれに 何かを見つけてもらえたらと言う願いがあります。

本展に向けて昨年よりスタートした作家二人による往復書簡をWATRMARKのHPで掲載しています。
今回の展覧会の要の「作品」の一つでもあります。ぜひご覧くだい。

<関連イベント>
アーテイストトーク 伊藤隆介+山口啓介+武居利史(府中市美術館学芸員) 3/4(日)14:00-無料:どなた様もご参加できます。 

「カセットプラント」ワークショップ :2/24(土) 13:30- 
*ワークショップでは、実際に花や植物に触れながら、ギャラリーのガラス窓にカセットプラントを積み上げて設置し、インスタレーション作品を完成させます。
ワークショップは終了しました。

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クラウドファンドに挑戦中です。3.11よりまもなく7年。時が経つにつれ記憶の風化が進んでいます。ますます遠のいてゆく 福島そして私たちが抱える問題をテーマとした展覧会を ぜひ応援してください。皆さんと思いを共有できれば嬉しいです。 

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2017年05月26日

第4回 IMAGINE FUKUSHIMA展 伊藤隆介+山口啓介

「共謀罪」法案が衆院通過してしまいました。
様々な表現の萎縮につながっていき、自ずと自主規制が強まっていくのでしょうか? 

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来春の【第四回 IMAGINE FUKUSHIMA展】は【伊藤隆介+山口啓介 二人展】となります。前回の【新井卓+開発好明】に続き、表現=メッセージ 強度の高いお二人の作家にお願いしました。
伊藤隆介氏は、アーティストの平川典俊さんのご縁でご参加下さることになりました。伊藤さんは学生の頃、中央線にお住まいだったそうで、国立スカラ座もロージナも邪宗門もよくご存知だったとのこと。国立での発表を楽しみにして下さっています。

 映像作家であり、主に映画やビデオ・インスタレーションを使った作品を制作している伊藤氏は、国内他、世界の映像フェスティバル、国際美術展で発表しているアーティストです。
 代表作「Realistic Virtuality / リアリスティック・ヴァ−チャリティ(現実的な仮想性)」シリーズは、我々を取り巻くメディア社会について、視覚的・詩的批評を試みるビデオ・インスタレーション作品です。 これは「ミニチュアの撮影セット」として作成した(あえて稚拙な作りの)模型部分と、それをカメラで撮影しながらスクリーンに映し出す映像作品からなっており、観客は、大画面に映し出される迫力の映像に、まるでリアルのニュース映像か、ドキュメンタリーのような「現実感」を感じてしまいます。
自分が現実のものと思い込んでいた映像は、実はフェイクであった。あらゆる情報、映像は、単なる主観、思い込みなのかもしれない、と自分自身に疑問を抱かせます。
映像(画像)の時代である今、すべてが映像に頼りすぎている、それによる行き過ぎた演出、恣意的であったり、人を傷つけ、プロパガンダや情報操作にも使われる。それに気付きながらも、それをどこか楽しんでいる自身も発見してしまいます。体感型の作品をぜひご覧いただきたいと思います。

もうお一人の山口啓介氏は、大型銅版画作品で、1989年以降国内外の数々の賞を受賞されており、当時ギャラリーに勤めていた私にとって憧れのアーティストでした。初期の頃から代表作「方舟」シリーズ他、「4つの黒船」「プルトニウムの輸送」「エノラ ゲイ」「原子力発電所シリーズ」などの作品を版画で表現し続けている稀有な作家です。

お二人の作品の強度とメッセージ性は昔から変わらず、お二人の表現活動に少しは関わらせていただけることになり、本当に嬉しく思います。

またコート・ギャラリー国立さんのご厚意により、会期は二週間に増え、これから展覧会に向けて始動します。

1963年札幌市生まれ。美術・映像作家。
1988年東京造形大学デザイン学科卒業。
1992年The School of The Art Institute of Chicago(シカゴ美術館付属大学)大学院研究科修士課程修了(MFA)。

東京造形大学で映像作家・かわなかのぶひろ氏に師事、アートフィルム(実験映画)の制作を始める。フィルムのミディアムとしての物質性、ビデオの伝達メディアとしての特性などをテーマにした映画やビデオ・インスタレーションを主に制作している。現在、北海道教育大学(芸術課程)に勤務。80年代より、村雨ケンジ名義で「ザ・テレビジョン」(角川書店)、「コミックボックス」(ふーじょんぷろだくと)、「モデルグラフィックス」(大日本絵画)等の雑誌でコミック・アニメ評論を多数執筆、マンガ雑誌「Little boy」(ふーじょんぷろだくと刊)の編集なども手掛ける。

山口 啓介(Wikipediaより)
兵庫県西宮市出身。武蔵野美術大学を卒業後、大型銅版画作品で数々の賞を受賞し鮮烈なデビューを遂げる。 その作風から「方舟」や「宇宙船」のモチーフ、また宇宙的、生命的イメージが知られることとなる。 以降、立体、絵画、インスタレーションなど、さまざまなメディアによる作品を展開する。 1997年に発案した音楽用カセットケースと花や植物を使った作品「カセットプラント」が注目される。2009年-2013年武蔵野美術大学客員教授。

豊田市美術館「山口啓介−カナリア」

第4回 IMAGINE FUKUSHIMA展
伊藤隆介+山口啓介
2018年2/22(木)-3/6(火) 水休み   11:00-18:00 最終日16:00     
会場:コート・ギャラリー国立




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2016年08月29日

夏休みも間もなく終わりですが、夏休みのオススメ − 開発好明:中2病 展 

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中二病とは、「中学2年生前後頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。(Wikipedia より)
これまでの作品群を一堂に会し、とどまるところを知らない開発好明さんの制作欲・脳内を体感できる展覧会でした。

美術館にもっとも行かなくなる世代、中学から高校の男子に最もおすすめします。
悶々としている中二病世代(私のような大人も含む)。美術館を後にした時には、自分だけじゃないんだ、こんな大人がいてくれるなら、きっと大丈夫だ、と開発さんからエールを送ってもらった気持ちになるでしょう。
(開発さんは会期中ほとんど滞在されているそうなので、本当にエールをもらえるかもしれません。)

私自身も自分がサブカル系だと気付いたのはたぶん中二の頃。あの頃夢中になった音楽、映画、アートがその後の自分を形作って、何かが始まった時期なのは間違いありません。
子供のいるお父さん、お母さん。後先考えず、何かに夢中になっていたころを思い出したい大人たち。進路や将来・世の中の出来事に不安を感じている若者にもオススメです。

2月に開催した「IMAGINE FUKUSHIMA展」で、開発好明さんの新作「新世界ピクニック」を展示させていただきましたが、その新作写真をメインとした開発さんの初作品集がリトルモアより、7月に出版されました。
私たちも、3月に南相馬〜三陸に同行しまして、僭越ながら開発さんの撮影の一部お手伝いさせていただきました。その時の写真も含め、震災以降の開発さんのアートワークをご紹介する内容となっています。一般書店他、Amazonなどでも販売されています。

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今の若いアーティストたちは、スタイリッシュでカッコよく決めるのが上手いなあと思う一方、開発さんのようにとことん泥臭く表現する人はほとんどいない気がします。もしかしたら開発さんは、自分の体を虐めて、泥臭く表現する、最後のアーティストなのかもしれない。。とふと思いました。

開発好明さんの「ひとり文化祭」、−開発好明 中2病 展 
市原湖畔美術館で9/19まで開催されています。

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2016年04月27日

ご報告 その3

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IMAGINE FUKUSHIMA展が終了して2ヶ月経ちます。ご報告が遅くなりましたが4月頭に、子供たちの保養プログラム、市民測定所に力を入れている「未来の福島こども基金」へ心ばかりではありますが、寄附させていただきましたので、ご報告させていただきます。

木村伊兵衛写真賞を受賞された新井卓さんのサイトに、先日の授賞式での挨拶文が掲載されています。


その中の
「テクノロジーが細分化し、自動化した経済システムのなかで人間が置き去りにされた時代。政治や宗教が新たな対立や抑圧しか生みださないのだとすれば、おそらく芸術だけが、まったく無関係に見える二つの時間と場所、二つの出来事、異なる人々を結びつけ、人間の魂を回復するための力を、いまだ持っているものと信じます。」 
メディアや私たちの国の行方、様々な事象・・暗澹とした気持ちになりますが、この新井さんの言葉、何度も読み返しています。

一向に静まることのない熊本地震で被災されている方々に、我々は何も出来ずにいますが、2年前のIMAGINE FUKUSHIMA展の際に寄付先のひとつでした「福島⇔熊本 0円キャンプスクール」へ本当に僅かばかりですが、寄附させていただきました。本来は福島のこどもたちを熊本へ無料で招待する活動をされていますが、現在は「熊本支援チーム」として、皆さん被災者でありながら熊本復興のために奔走されています。facebookで皆さんの日々の活動を拝見できます。

皆さまの日常が1日も早く戻られますよう、心よりお祈り申し上げます。



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2016年03月25日

ご報告 その2 


展覧会が終わって一ヶ月経ちますが、この一週間は「IMAGINE FUKUSHIMA展」につながるいくつかのことがありました。
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まずは3/16に、新井卓さんが、今回のファンディングのリターン(お礼)にさせていただいた作品集「MONUMENTS」(PGI刊)で「写真界の芥川賞」とも言うべき『木村伊兵衛賞』を受賞されました。


4月22日から受賞作品展を東京・新宿のコニカミノルタプラザで開催されるそうです。

そして3/13-16にかけて 、開発好明さんの「南相馬〜陸前高田の旅」に同行させていただき、「政治家の家」を含め、今後の作品につながる現場に非力ながら立ち会わせていただきました。
帰宅困難地域、車から降りては行けない地域、除染土を詰めたフレコンバッグの巨大な山々、かつての風景を失った巨大防潮堤に囲まれた沿岸地域を廻ってきました。

第三回は終わりましたが、第四回へのスタートが始まりました。また何かのご縁がございましたら、今後ともお付き合いいただけたら、とても嬉しく思います。

どうもありがとうございました!

撮影:開発好明
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2016年03月06日

応援、ご支援ありがとうございました!

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ご報告が遅くなりましたが 「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展ー新井卓+開発好明」2月23日終了いたしました。
ご来場、ご支援、応援くださいました皆さま、本当に有難うございます。

6日間の会期でおおよそのべ300名の方がご来場くださいました。美術館やトリエンナーレで見られる作家の作品を無料で展示、この多摩地区で見られる機会はなかなかないお二人の作品、始めて直に触れる方が多かったようで、皆様とても熱心にご覧になっていました。作品のテーマ、技法について聞かれたり、ご自身の福島への思いなどをお聞かせ下さったり、皆様との対話の多かった展覧会となりました。

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開発さんはこの展示に合わせて、会期一週間前にできたばかりのビデオと写真の最新作を発表。また開発さんの愛銀行のワークショップでは20代から50代の方がご参加。対話形式のこのワークショップは本当に1時間後何が行われるか分からない意外性、参加者の同士の交流が自然と発生する楽しいものとなりました。このワークショップは全国何処にでも出張されるそうです。

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新井卓さんの2015年の作品「福島第一原発」
銀板に直接像を焼き付け、原板一枚しか存在せず、コピーも引き伸ばしも再現も不可能なダゲレオタイプの写真は、ご自身の目で直接見ていただくしかありません。今回、新井さんのダゲレオタイプの作品を初めて見る方がほとんどで、特に「フクイチ」の作品の前で、驚嘆し、しばし立ち止まられ丁寧にご覧になる方が多かったことが印象に残りました。

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来場してくださった個々の方には、福島の現状と自分との距離を感じてもらい、
出来ることを考えるという趣旨は理解していただけたように思います。
(福島との距離が非常に近い方にとっては、とても複雑なお気持ちもあったかと思います。)

クラウドファンディングは最終的に、44名の皆さまにご支援頂き、309,000円、達成率77%となりました事をご報告させて頂きます。残念ながら目標額に達することはできませんでしたが、ファンデイングをスタートした時期が遅く、会期の短い展覧会でしたのに、ここまで応援いただきましたことはとても素晴らしい結果だと思っております。ファンディング自体も初めてのことでしたので、とても不安がありましたが、アーティストのファンの方や、お客様、皆様の口コミで、多くの方にご支援していただくことができました。
ファンドからの入金後、これから収益をまとめ、3月中には皆様へリターンをお届けする予定です。
ファンドのご報告はこちらをご覧ください→https://motion-gallery.net/projects/ImagineFukushima

目標額の展覧会運営費以上の金額が集まりました場合は「未来の福島こども基金」へご寄付させていただく予定でしたが、残念ながら目標額に達することはできませんでした。しかしながらもともと自己負担でしておりますこの活動、皆様のお気持ちを少しでもお届けできればと思いますので、本当に心ばかりですがご寄付させていただく予定です。 後ほどご報告させていただきます。

是非皆さまには、これからの活動も見守って頂ければと思います。
今後ともよろしくお願い致します。


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2016年02月15日

クラウドファンディングに挑戦中 残り9日となりました! 「第三回IMAGINE FUKUSHIMA展」


第一回を2012年、第二回を2014年に開催した IMAGINE FUKUSHIMA展。震災より5年目となる今回、開発好明さんと新井卓さんをお迎えし、今までとまったく違ったアプローチに挑戦してみます。 
ふだん美術館やトリエンナーレで見れる作家の作品を無料で展示、この多摩地区で見れる機会はなかなかありません。
そのためクラウドファンディングにも初挑戦してみました。 
皆様の応援、心よりお待ちしております。


もしも運営費よりも多くの目標額を達成した場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。その場合、HP、facebook, Motion Gallery などを通じてご報告いたします。
新井卓さんと開発好明さんは表現のアプローチがまったく違うアーティストです。本来なら一緒のスペースに展示されることはありえない企画ですのでお見逃しなきを。現代美術はなかなか足が向かないという方もぜひいらしてください。

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★2月18日(木)と2月23日(火)それぞれ14時から開発さんによるワークショップを開催します。どなたさまも手ぶらでご参加いただけます。どんなワークショップかは当日のお楽しみ。定員はありませんので当日面白そう!と思われたらその場でお気軽にご参加ください。


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新井卓さんの『MONUMENTS』(フォト・ギャラリー・インターナショナル)が第41回木村伊兵衛写真賞の候補者のお一人となったそうです。『MONUMENTS』は会期中、販売いたします。

以下サイトより。
木村伊兵衛写真賞は、昨年優れた作品を発表した新人写真家が対象です。候補者の詳細はアサヒカメラ3月号(2月20日発売、一部地域は遅れます)に掲載します。選考結果はアサヒカメラ4月号(3月19日発売、一部地域は遅れます)および、朝日新聞紙面で発表します。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」 −新井卓+開発好明− 
会期:2016年2/18 - 23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)
会場:コートギャラリー国立にて(企画WATERMARK) 東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 
問い合わせ: WATERMARK arts and crafts(清水) / info@watermark-arts.com 

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2016年01月31日

初めてクラウドファンディングに挑戦してみます。



時間があまりありませんが、MotionGalleryよりプロジェクトがリリースされました。クラウドファンディングでご支援を募っています。
1口3,000円から応援いただけますので、皆さまに応援いただけましたら大変嬉しいです。

震災から5年を迎える第三回は、さらに月日が経ち、福島への関心が薄まっているのは明らかな状況です。特に今回、作品販売を主たる目的としておらず、新井卓さんと開発好明さんお二人の代表作を、スペースを借りて展示するため、設営会場費・輸送費・保険代など様々なコストがかかります。また開発好明さんは、南相馬での新たなプロジェクト「愛銀行」の展示およびワークショップを予定しています。開発さんも震災以降、数え切れないくらい東北での活動を続けており、今回の展示における制作費、作品輸送費などお渡しできたらと思っています。

今回目標としている 金額は、設営会場費・輸送費・保険代・制作費など展覧会そのものを開催するコストのみです。もしも運営費よりも多くの目標額を達成した場合は、「未来の福島こども基金」へ寄付させていただく予定です。その場合、HP, facebook, Motion Gallery などを通じてご報告いたします。(私腹を肥やすことはしませんので、ご安心ください。笑)
美術館クラスの作品を無料でご覧いただけることにより、より多くの方に見ていただきたい、より多くの方の心に届けることができたらと思っています。

「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」
ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー
2016年2/18-23 11:00-18:00( 2/23 16:00まで)
開発さんによるワークショップを開催します。初日2月18日(木)と最終日2月23日(火)14時から予定しています。どなたさまも手ぶらでご参加いただけます。
コートギャラリー国立にて
東京都国立市中1-8-32 (JR国立駅南口徒歩1分)TEL:042-573-8282 
協力:PGI
問い合わせ WATERMARK arts and crafts / info@watermark-arts.com

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