2016年07月09日
"GO VOTE"
2015年07月19日
小さな願い
週末、久しぶり国会前に。
それにしても彼らはすごい。私の学生時代は好景気で女子大生ブームだったのを考えると、おばさん恥ずかしいです。
2014年09月05日
ミューズ シルヴィ・ギエム

就職するまで某チケット会社で働いていたこともあり、自宅に居て家賃を払う必要がなかったのでお給料のほとんどを舞台・コンサート・観劇に費やしていた20代始め。いわゆる一流と言われるものをかたっぱしから経験しようとよく知りもしないくせにウイーン・フィルなどの海外有名オケ、今は亡きシノーポリ、クライバーや、来日オペラ公演などなど、平気で大枚はたいていました(もちろんRCも)。親からは身分不相応の贅沢だ、などとよく叱られていたけど、現在とてもそんな贅沢が出来る状況にないので、あの時の散財は間違ってなかった、と今はすごく思います。
そんなわけでバレエもその頃は結構見に行っていたのですが、当時は多くの人と同じく、映画「愛と哀しみのボレロ」で初めてジョルジュ・ドンの「ボレロ」を見て感動し、ジョルジュ・ドン「ボレロ」のチケットの争奪戦に負け、他の演目しか見れず、その時はシルヴィ・ギエム「ボレロ」はそれほど期待していたわけではありませんでした。お恥ずかしいにわかバレエファンの私。
21歳のギエムと50歳目前のギエム。自分が歳をとったからかもしれないけど、今回の彼女は昔見た時よりさらにさらに美しかった。天から舞い降りて来たような、海から生まれて来たような、人のかたちをしたミューズ。
巨大なエネルギーと光がステージに降りてくる・・。クールな外見と内包されたエネルギーの放出、ほんとうに神々しい。使い古されたコトバでしか書けない自分の表現力のなさ・・。
ボレロを踊るのはダンサーにとって多大なプレッシャーに違いありません。踊る人を選ぶ、技術的なものより圧倒的な存在感、際立った表現力が求められる。きらびやかな舞台装置も衣装もなく、明確なストーリーが存在しなく、中央のダンサーに視線が1点に注がれてしまう怖い演目。(バレエに詳しくない私がこんなこと書くのもおこがましいのは重々承知ですが)
メロデイーとリズム、静と動、暗と光、生と死、エロス・・・「ボレロ」は、見る人それぞれのストーリー、メッセージを受け取ることができる作品だと思うけれど、今回自分にとって新たなストーリーを発見できた、それが本当にとても嬉しかった。もう踊らないと封印していたボレロを、震災後すぐに、日本でだけ解禁したギエムの意思がほんの少しだけわかったような気がしました。
ステージの上でも、そして来年ステージを降りても彼女自身が「芸術」そのもの。憧れの人。
来年さよなら公演を日本でもしてくれるとのこと、チケット入手は再困難だろうけど、絶対に行こう。
2014年07月10日
マヌエルさんのうつわ
マドリード生まれで国分寺市在住の陶芸家のマヌエル・アンドレウさんが、ちょうど2年前に突然天に帰ってしまった。
そのことを初めて知ったのは、去年ギャラリーにたまたまいらしたお客様との会話からでした。その方は私との会話を忘れないでいて下さり、現在開催中のマヌエルさんの遺作展の案内状を送って下さいました。
お気に入りだった、昔買ったマヌエルさんの器、全部割ってしまい、またいつか機会があれば戴こうなどと簡単に思っていたのですが、もう手元にひとつも残っていない・・。
今回ぜったい戴かなくてはと思い選んだのが、このバラの絵柄の大皿です。
奥様の陽子さんからマヌエルさんの思い出話をたくさん伺い、「このお皿で今日はスペイン料理を戴きますね」と自ら宣言したもので、鶏肉のアフィージョ。
14年前、私がフリーになって初めて開催した「武田史子展」にふらっと入ってきたのがマヌエルさんとの最初の出会いでした。武田さんの作品をとても気に入られ、二度めにいらした時、「薔薇」の銅版画を買って下さいました。奥様がバラをお好きで、ご自身の工房の庭にもバラをたくさん植えているとのこと。
それ以降も武田さんの展覧会にはほぼ必ずいらっしゃり、そして何点かコレクションしてくださいました。マヌエルさんがいらっしゃる展覧会は、なんとなく合格点をもらえた気がしていました。
「マヌエルは『清水さんが扱う作家は、とてもいい作家ばかりなんだ』とよく話してたんですよ。」と陽子さんから伺い、そうだったのかと・・。少しは合格点もらえてたのかな。
最後に会ったのは2012年のIMAGINE FUKUSHIMA展の会場でした。
あの時あまりお話し出来なかった・・。後から悔やんでも意味のないことですが。
今週13日までです。
マヌエル・アンドレウ作陶展
国分寺市日吉町4−3−6 暁工房2階 042-321-1858
*作品はもうほとんどないかもしれません。
2014年07月01日
一年半ぶりの官邸前デモ。
ギャラリーをオープンして慌ただしいことや、子どもの受験を言い訳に、しばらく官邸前デモから遠ざかっていました。
夕べは、途中から官邸前デモに1年半ぶりに。今までは反原発だったけど、昨日は反・集団的自衛権。
一年半前と違って、私より若い人ばかりでした。
私たち、おじさん、おばさんも頑張らねば・・。
いつもは8時過ぎると人が少なくなっていたのに、夕べは9時過ぎても人が減る気配が全くありませんでした。
でもほとんど報道されなかったんですね。
2014年06月17日
巨大サボテンがなくなってしまう。
一昨日、企画展「白と黒で」終わりました。今までと違ったアプローチ方法で、大丈夫かな?と会期前は不安もありましたが、蓋を開けてみると今回クリエーターの方がいつになく多くいらっしゃり、Watermarkの新しいひとつの方向が見えた気がしています。
中村眞弥子さんの作品
みるめさんに伺う時、いつも見るのを楽しみにしている、向いのお宅の庭に植わっている巨大サボテン。鬼面角サボテンだと思うのですが、その高さは2階建ての建物をゆうに超え、10メートルくらい。お話によると、すでに亡くなられたおじいちゃまがサボテンをこよなく愛し、いつのまにか植木鉢の底を突き抜け、地面に根を張り、そのままどんどん上へ上へと成長したとのこと。1階の屋根の高さくらいまでは、さるすべりの幹のように茶色ですべすべしています。コンクリの間の狭い土からあんなに元気に伸びている姿を見るたび、「すごいなあ」と思わずにいられません。
ところが都市計画により、道路の大幅拡張が始まり、サボテンのお宅を含む沿道沿いの立ち退きが始まり(みるめさんは含まれませんが)、サボテンの家主さんもすでに先月お引越しされ、サボテンとお住まいだけが残されていました。なので、切られてしまう前にもう一度見なくては!と思っていたところ、なんとサボテンから10数以上の莟が出ているではありませんか。
いつくかは既に花を咲かせた様子。
お話によると、何年もの間、花を咲かせたことはなかったそう。
植物には意志があるとか、植物にも意思を伝えるコミュニケーション能力が備わっているとか、植物に話しかけたり、モーツアルトを聞かせると元気になるとか、どちらかと言えば、あまり信じていない方です。
でも昨日はそんな植物の意志を信じてしまう光景に出会ってしまいました。
何十年も育ててくれた家主はもうここには居ないのに気付き、自分の運命を予感しつつ、最後に自分の意志で花を咲かせたようにしか思えません。
調布の名物巨大サボテンが無くなってしまう。寂しくて仕方ありません。
2014年05月24日
坪内好子展ー時間旅行 本日からです。
新作 Epure se muove V(それでも地球は動く)

2014年05月08日
ご挨拶

2014年04月17日
ZENITANI展 後半です。 20日(日曜)まで。
銀座・京橋界隈、 ギャラリー椿、ギャラリーAPS, ギャラリー403、ギャラリー 巷房、養清堂、資生堂ギャラリー、ggg … その後、高円寺のGallery Cafe 3へ行き、お茶を飲みながらオーナーの東村さんとおしゃべり。
企画で何かできないかなあとお話をしていました。
今日から銭谷展、後半始まりました、今週日曜日までです。
お待ちしております。
2011年08月18日
金沢の夏休み Summer vacation in Kanazawa

Kanazawa station

ガラス作家 辻和美さんのfactory zoomer

金沢21世紀美術館 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
Leandro Erlich 'Swimming pool'



ちょっと休憩
Rest for a moment

