2016年08月29日

夏休みも間もなく終わりですが、夏休みのオススメ − 開発好明:中2病 展 

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中二病とは、「中学2年生前後頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。(Wikipedia より)
これまでの作品群を一堂に会し、とどまるところを知らない開発好明さんの制作欲・脳内を体感できる展覧会でした。

美術館にもっとも行かなくなる世代、中学から高校の男子に最もおすすめします。
悶々としている中二病世代(私のような大人も含む)。美術館を後にした時には、自分だけじゃないんだ、こんな大人がいてくれるなら、きっと大丈夫だ、と開発さんからエールを送ってもらった気持ちになるでしょう。
(開発さんは会期中ほとんど滞在されているそうなので、本当にエールをもらえるかもしれません。)

私自身も自分がサブカル系だと気付いたのはたぶん中二の頃。あの頃夢中になった音楽、映画、アートがその後の自分を形作って、何かが始まった時期なのは間違いありません。
子供のいるお父さん、お母さん。後先考えず、何かに夢中になっていたころを思い出したい大人たち。進路や将来・世の中の出来事に不安を感じている若者にもオススメです。

2月に開催した「IMAGINE FUKUSHIMA展」で、開発好明さんの新作「新世界ピクニック」を展示させていただきましたが、その新作写真をメインとした開発さんの初作品集がリトルモアより、7月に出版されました。
私たちも、3月に南相馬〜三陸に同行しまして、僭越ながら開発さんの撮影の一部お手伝いさせていただきました。その時の写真も含め、震災以降の開発さんのアートワークをご紹介する内容となっています。一般書店他、Amazonなどでも販売されています。

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今の若いアーティストたちは、スタイリッシュでカッコよく決めるのが上手いなあと思う一方、開発さんのようにとことん泥臭く表現する人はほとんどいない気がします。もしかしたら開発さんは、自分の体を虐めて、泥臭く表現する、最後のアーティストなのかもしれない。。とふと思いました。

開発好明さんの「ひとり文化祭」、−開発好明 中2病 展 
市原湖畔美術館で9/19まで開催されています。

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posted by shimizu_noriko at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | IMAGINE FUKUSHIMA・震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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