2014年07月10日

マヌエルさんのうつわ

マドリード生まれで国分寺市在住の陶芸家のマヌエル・アンドレウさんが、ちょうど2年前に突然天に帰ってしまった。

そのことを初めて知ったのは、去年ギャラリーにたまたまいらしたお客様との会話からでした。その方は私との会話を忘れないでいて下さり、現在開催中のマヌエルさんの遺作展の案内状を送って下さいました。

お気に入りだった、昔買ったマヌエルさんの器、全部割ってしまい、またいつか機会があれば戴こうなどと簡単に思っていたのですが、もう手元にひとつも残っていない・・。

今回ぜったい戴かなくてはと思い選んだのが、このバラの絵柄の大皿です。

 MANUEL.jpg


奥様の陽子さんからマヌエルさんの思い出話をたくさん伺い、「このお皿で今日はスペイン料理を戴きますね」と自ら宣言したもので、鶏肉のアフィージョ。


14年前、私がフリーになって初めて開催した「武田史子展」にふらっと入ってきたのがマヌエルさんとの最初の出会いでした。武田さんの作品をとても気に入られ、二度めにいらした時、「薔薇」の銅版画を買って下さいました。奥様がバラをお好きで、ご自身の工房の庭にもバラをたくさん植えているとのこと。

それ以降も武田さんの展覧会にはほぼ必ずいらっしゃり、そして何点かコレクションしてくださいました。マヌエルさんがいらっしゃる展覧会は、なんとなく合格点をもらえた気がしていました。

「マヌエルは『清水さんが扱う作家は、とてもいい作家ばかりなんだ』とよく話してたんですよ。」と陽子さんから伺い、そうだったのかと・・。少しは合格点もらえてたのかな。
最後に会ったのは2012年のIMAGINE FUKUSHIMA展の会場でした。
あの時あまりお話し出来なかった・・。後から悔やんでも意味のないことですが。


写真.JPG


今週13日までです。

マヌエル・アンドレウ作陶展

国分寺市日吉町4−3−6 暁工房2階 042-321-1858
*作品はもうほとんどないかもしれません。

posted by shimizu_noriko at 18:27| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 etc, | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マヌエルさんのバラは、現在、武蔵美に移植されて咲いているそうです。
Posted by 清水典子 at 2014年07月11日 10:53
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