
ウオーターマークで9/ 7から初めてご紹介する戸嶋さんの銅版画。
歩いて数分ほどのご近所でもある由香さん、それまで直接お会いしていなかった私は10年くらい前まで女性作家だとずっと思っていました。
お会いしてびっくり! 女性でなくて男性で、しかも熊さんのようにとっても大きく、ニードル(銅版画で使う鉄筆)を握るとニードルが見えなくなってしまうくらいの大きな手。(すみません!)
でもその大きな手から生み出される作品は、モノクロームの繊細で静謐な世界。
静物画のようでありながら、よく見ると画面にいろんな仕掛けがあります。まるで戸嶋さんが仕組んだ迷宮に入りこんでしまうよう。見つめているうちに作者の思想、問いかけが見えてきます。
今回は戸嶋さん、3.11以降あらたに始めたシリーズ、「Flame」の最新作を中心に展示いたします。
象徴的に描かれたいろいろな炎。火は人間に何をもたらしてきたのか。
戸嶋さんのお話を聞いて、「もののけ姫」の「良い火と悪い火がある」(私の思い違いかもしれませんが)という言葉と そしてU2の「Urtla vioret (Light my way)」の歌詞を思い出しました。焔、光、灯り、というものはこの歌詞のように私たちの暗闇を照らすものであってほしいと願いを込めて。
戸嶋さんの昔の作品も通して拝見しましたが、揺るぎのない芯が見えます。
銅版画に刻まれ静かに揺らめくさまざまな炎を見つめながら思いを巡らせてください。
*戸嶋さんは映画「ターン」で主役の牧瀬里穂さん(版画作家役)の銅版画製作・技術指導をされています。

戸 嶋 由 香 展 -Light my way
2013年9/7Sat → 16Mon
*9/11休 12:00ー18:30(最終日17:00)
最新作の銅版画を展示します。
9/14(土)17:00〜 戸嶋由香セレクトの音楽を聴きながら
くにたちビール+美味しいおつまみ(参加費\1,000 *2杯目からは\500)をご用意してお待ちしております。



