2015年07月19日

20世紀のリトグラフの隆盛を支えたムルロ工房。 神奈川県立近代美術館 葉山館

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ピカソやマティス、シャガール、ミロなど錚々たる巨匠のリトグラフ作品をプロデュース、制作した、歴史あるパリの「ムルロ工房」、そのムルロ工房と技術提携を結び、プレス機から紙、インク、描画材料に至るまで、ほとんど全てのものをパリから輸入し、 ほぼ同じ条件で33年間東麻布で活動していた「アトリエMMG」。その創設者益田祐作氏。数々の巨匠の作品を生み出した同じ木製リトプレス機を使い、昔、MMGで摺師として働いていた周豪さん。
周さんより、美術史の生きた証人でもあるそのプレス機にまつわる様々なストーリーを聞いたり、益田さんのお話を伺って、むくむくと興味が沸き起こっていたところ、周さんからこの展覧会の招待券をいただき、滑り込みでいってきました。(7/20まで)
前期と後期にわけるほどのボリューム。作家と職人の蜜月の時代。
版画関係者の作家さん、先生方、美術館の方、みなさん「版画は今大変な状況にある」と言われます。時代だと言ってしまえば簡単ですが、淘汰されるかもしれないけれど、ふたたび、アナログやレコード盤が復活したように、絶対なくなるはずはないと強く思います。
そういえば周さんは、すべての作家は一度は版画をやった方がいいと思うとおっしゃっていました。
「版を通すことによる不自由さ」を知るからでしょうか。
アトリエMMGで制作した野見山暁治氏のモノタイプ展がちょうど開催中です。
その案内状のことば

「ぼくは絵を書く。思いのままに描く。
版画というのは、ぼくの好き勝手にさせない。邪魔をする。
なんとも腹立たしい。そうして石との闘いになる。
思いのままにならないというのはいいことだ。」

こちらは新生堂で24日までです。http://shinseido.com/

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posted by shimizu_noriko at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小さな願い

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週末、久しぶり国会前に。
空がとてもきれいだったのでしばし見とれた。
その日は朝から仕事だったので、風雨に備えて、長靴、レインコートで出かけたら、都心はひどく快晴。このかっこうで一人でデモに参加は、ちょっと辛いなあと思っていたら、家人も急遽合流。
この何年か考えもいろいろ揺れたけど、自分や家族のなりわいを直視して、自分のなりわいで考えを表現できるようになりたい、それが一番強いのだなあと。自分の仕事を頑張ろう、と。
SEALDsに期待しすぎるのも彼らがかわいそう。大人たちにいいように利用されませんように。
それにしても彼らはすごい。私の学生時代は好景気で女子大生ブームだったのを考えると、おばさん恥ずかしいです。
長い夏になりそうだ。



posted by shimizu_noriko at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 etc, | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする